君と俺との赤い日々。

#11 ページ12

一週間後。

またEmptyに来た。

カラン、とドアにつけられたベルが心地よい音を奏でる。

彼女はーテーブルの片付けをしていたようだ。

台拭きを持ったまま固まっているw

広「こんにちは、また来ちゃった(笑)」

あ「､､､っ！いらっしゃいませ」

驚いた顔をして、嬉しそうな笑顔を少しだけ見せてまた元の無表情に戻ってしまった彼女。

つれないなあ。

この前と同じ2番テーブルに案内してもらい、席に座る。

あ「メニュー決まりましたらお呼び下さい」

それでは、と彼女はそれだけ言い残してお冷やとメニューを置き厨房に行ってしまおうとしていた。

広「ちょっと待って！」

今日こそは、聞くんだ！

広「Aちゃん、今日の君のオススメは？」

あ「､､､そうですね、オムライスなんて如何でしょう？」

広「じゃあそれお願いします！」

あ「かしこまりました」

颯爽と厨房に入っていく彼女。

それと入れ替わるように俺のテーブルにやってきたのは

晴「いらっしゃいませ、ご来店ありがとうございます」

広「お、晴也くん！」

イケメン店員くん改め、晴也くん。









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー次のお話も引き続き広輔sideです！


最近米津さんにめっちゃハマってます。

特に「あたしはゆうれい」や「メランコリーキッチン」にハマってます！

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