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亜嵐side
なんにも感じないまま、
玲於の葬儀は過ぎてしまった。
そして玲於は、
小さい箱に入って俺らの家に戻ってきた。
俺らの家のリビングに、
玲於の両親はもちろん、
たくさんの人達が集まった。
…
みんな喪服を着ている。
白ベースの部屋と、真っ黒な喪服。
白黒の空間、
…無理。
玲m「玲於ね、、、
家に帰ってくると、
いっつもみんなの話してくれて…
みんなのおかげで、
人生変わったって。
すごくみんなのことを尊敬してた…グスッ」
余計に泣けてきた。
玲p「正直、
自分らもまだ受け入れられられないけど、、、
みんなはもっともっと先の未来を見て、
頑張って行ってね…グスッ」
亜「…ありがとうございます…ヒクッ」
でも、俺らにとっては正直、
なんの励ましにもなってない。
もう、立ち直れないよ、、、
玲於の遺影を見て、
そう思った。
とびきり笑顔の玲於。
だけど、俺らは今、
そんな笑顔になれない。
てか、
もう一生笑うことはないんじゃないか、、、
ぐっちゃぐちゃの人生になると思ってた。
そんな俺らを救ったのは、、、
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ちひろ(プロフ) - 更新も早くて、この物語自体大好きでした。次じゃなくても全然大丈夫なので、玲於くんのお話がまた読みたいです!! (2019年10月29日 0時) (レス) id: 53b4cdbbe8 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 毎日とても楽しみにしてました。次は涼太くんがいいです。 (2019年10月28日 23時) (レス) id: de824e752c (このIDを非表示/違反報告)
とら - めちゃめちゃ切ないです…こういうお話好きなのでとても楽しみにしてます!頑張ってくださいねっ! (2019年10月19日 21時) (レス) id: a756f2870a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆ | 作成日時:2019年10月6日 14時