【あんスタ】転校生と愉快すぎる仲間たち。

甘い物の幸せ ページ46

__「いらっしゃいませ、何名様でしょうか？」
『あ、2名です！』
「畏まりました、お好きなお席にどうぞ」

そしてやっと例のカフェに到着した。
お姉ちゃんの言う通り確かに新しく出来ていてビックリ。
店内もナチュラルな感じで可愛らしい。

「ここに座らない？外が見えるわよ」
『うん、ここにしよっか』

外が見える1番端の席に向かいあわせで座る。
歩いて良い感じにお腹が空いてきた頃だ。

『何頼もうかな、』
「アタシラズベリーパフェにするわァ♪」

そう窓際に立てられたメニュー表を見るお姉ちゃん。
ここ、パフェだけじゃなくてクレープもあるんだ！
めちゃめちゃ迷う…。

『パフェにしようかな、いやでもクレープも食べたい…。どっちにしよう、』

今の気分はクレープだ。
でも評判の良いパフェも食べてみたい。
早く決めなきゃ…

「それならアタシとシェアしましょうよ。
アタシ、パフェ頼むからAちゃんはクレープを頼みなさいな。」
『良いの！？』
「アタシもクレープ気になってたのよねェ」

お姉ちゃんの提案につい身を乗り出す。
やった、どっちも食べられる！

「すいません、ちょっと良いかしら」
「はい、お伺いします。」
「ラズベリーパフェ一つと、Aちゃんは？」
『えっと、チョコバナナクレープで！』
「ラズベリーパフェとチョコバナナクレープですね、少々お待ち下さいませ。」

早く来ないかな、今すぐかぶりつきたい。

「楽しみねェ」
『うんっ！凄く楽しみ♪』

__注文した物が来るまでに時間は掛からなかった。
何なら五分くらいで持ってきてくれた。

「お待たせしました、ラズベリーパフェとチョコバナナクレープになります。」
『わぁぁっ！美味しそう…！！』
「きゃぁん！ベリーがゴロゴロだわァ！」

凄いボリュームに2人揃って同じ反応をする。
そんなお互いに笑えて来て。

「うふふっ、お先にどうぞAちゃん♪」
『じゃあお姉ちゃんもクレープお先にどうぞ♪』

お姉ちゃんはクレープを、私はパフェを先に食べる事になり、ベリーがゴロゴロ乗ったアイスにスプーンを差す。

うわ、中までベリーたっぷり。

パクっ

『！！美味しすぎる…！お姉ちゃん、これ凄く美味しい！』
「こっちのクレープもチョコがたっぷりで美味しいわァ♪」

幸せすぎる…。こんな美味しい物食べられるなんて贅沢だ。

甘さが口の中で解けて思わず笑みが零れる。

「次交代ね♪」
『うん！クレープも美味しそう！』

続編移行します！→←お姉ちゃんの「妹」

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