弓道部に強制連行。 ページ35
『さーてと今日はどこ行こうかなっ』
悩みも消え軽い足取りで廊下を歩く。
蓮巳先輩…敬人の問題も解決(？)したし七種野郎の事も解決したし♪
あぁ心が軽い…♪
今の所入ろうか迷っているのは海洋生物部か紅茶部。
バスケ部も勿論楽しそうだったけど、運動系は得意じゃないから今回は見送ろうと思う。
まぁまだ他の部活も見て回ってからの判断なんだけど。
__「わはは☆インスピレーションが湧いてきたぞ〜！！曲名はスオーと三毛猫だ！」
「Reader！床に落書きしないで下さい！」
スキップをしながら廊下を歩いていると真正面にある道場から楽しそうな声が聞こえてきた。
校内にこんな立派な道場あったんだ！
中に誰かいるって事は部活動してるのかな？
少し近づいて耳を澄ましてみる。
「朱桜の坊っちゃま、わたくしがお掃除致しますのでお気になさらず。」
「伏見先輩に何もかもさせる訳にはいきません！」
「気持ちは嬉しいですが、わたくしはお掃除が好きなので本当にお気になさらず…♪」
__「そんな所に居なくても入れば良いだろう」
ビクッ
後ろから聞き覚えしかない声で声を掛けられ勢いよく振り向く。
そこには袴を着て弓と矢を持ったはす…敬人が立っていた。
敬人が居るということはここは弓道部か。
『あ、あはは…』
「弓道部に入りたいのか？大歓迎だぞ♪」
そうニッコリと笑って私の肩を掴み道場の中へ入る。
『えっちょ…敬人！？』
手を振り払おうとする前に道場に入ってしまった。
「蓮巳先輩！…と貴女は…」
「おや、貴女様は…」
「ケイトの彼女か〜！？」
「まだ彼女ではない。いずれ彼女にさせるがな。」
いや勝手に決めるな。
道場の中には的があって皆敬人と同じ袴を着ていた。
「日南Aだ。伏見と同じ学年だが…クラスは違うから初対面か。」
「えぇ。初めまして。わたくし2-Bの伏見弓弦と申します♪ 宜しくお願いしますね。A様。」
『様！？いやいや普通に呼び捨てで良いよ！？
何か申し訳ないし…』
「そうですか？それなら…Aとお呼びしますね♪」
そう言って礼儀正しくお辞儀をしてくる弓弦君に思わず私まで頭を下げてしまう。
久しぶりに普通の人と会話できた気がする…。
「…伏見。余りそいつと親しくしないでくれると嬉しいんだが。」
「おや、それは大変失礼致しました。」
だから勝手に私の交友関係を管理するの辞めてもらっても宜しいでしょうか。
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そら@蓮巳敬人の守護神(プロフ) - らんさん» そう言って貰えて嬉しいです！！お気に入り登録も有難うございます！更新も頑張ります…！！ (2021年9月22日 10時) (
レス) id: 92b3941dae (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - 凄く面白いです！！！短時間で一気に読んでしましました…お気に入り登録しました、更新頑張ってください〜！！ (2021年9月21日 22時) (レス) @page45 id: 5e483aeaf9 (このIDを非表示/違反報告)
そら@蓮巳敬人の守護神(プロフ) - 涼花さん» めちゃめちゃ嬉しいです…！！お気に入り登録もありがとうございます！楽しんで貰える様なストーリーをお届けできる様に頑張らせて頂きます！！ (2021年9月21日 11時) (レス) id: 92b3941dae (このIDを非表示/違反報告)
涼花(プロフ) - すっごいカオスで楽しいです！！しかも面白いですし！私の望んでたものドンピシャです！！ありがとうございます！！！更新頑張って下さいね！ (2021年9月21日 11時) (レス) id: 9dcc6e947e (このIDを非表示/違反報告)
そら@蓮巳敬人の守護神(プロフ) - 瑠愛さん» わあああわざわざ短編集から…！！バナナ農家あどにすさん私の力作なんです笑 はい！期待に応えられるように頑張ります！！笑 (2021年9月21日 10時) (レス) id: 92b3941dae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら | 作者ホームページ：https://twitter.com/Sora_Ux_xUoO
作成日時：2021年9月19日 10時
