【あんスタ】転校生と愉快すぎる仲間たち。

問題児が来校するらしい ページ29

__『まぁそんな事もありまして…。』
「ちょっと怖いねハスミン先輩も」
「いや、高峯君の方が僕的に怖いよ…。泉さんを思い出させる…。」
「どっちにせよ二人は要注意人物だな。」

そう登校して来て直ぐに昨日あったことを真緒君を除いたTrickstarの3人に報告した。
この3人は良く話を聞いてくれるから気が楽になる。

「そういえば今日って凪砂さんとバリ〜が来る日だよね！」
『凪砂さん？バリ〜？』

スバル君は珍妙な渾名を付けるくせがあるから誰が誰だか分からなくなる。
でも今まで会ってきた中で思い当たる人は居ない。

「秀越学園っていう学校の人でね、僕達と同じ様にアイドルをやっている2人組なんだよ。
ちょっと世間離れしてるけど良い人だからAちゃんも会ってみたら？」
『世間離れしてるのはこの学校もそうでしょ…。
でもちょっと気になるなぁ。』

ウッキーに教えて貰い興味が湧く。
夢ノ咲学院以外にもアイドルを育成する学校があるのか。初耳。

「どっちにせよ顔は合わせると思うぞ。
何故かいきなり来校する事になってな。それにうちのクラスに用があるらしく…。
また何か企んでいるんじゃないか？」
「ホッケ〜は警戒しすぎ！もうあの人達は友達なんだから☆」
「明星君は警戒心が無さすぎだよ…」

話を聞いている限り、その2人組とやらはなかなか問題児の様だ。
世間離れしてるのは夢ノ咲学院だけで十分なんだけど…。

そう噂をしていると教室のドアが音を立てて勢いよく開けられた。

バァァン！！！

「やぁやぁ☆夢ノ咲学院の皆さんおはようございます！！ご機嫌いかがでしょうか！！
自分は秀越学園2-S七種茨と申します！！敬礼☆」
「『はーっはっは！！我が輝きの元にひれ伏すが良い愚民共！！』」

…今日早退しようかな。

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