【あんスタ】転校生と愉快すぎる仲間たち。

私、超大ピンチ ページ17

「今日は2.3年生の交流を深める為に合同で授業をするぞー」

「楽しみであるな、あどにす殿」
「そうだな。神崎。」
「ひゃっほーっ☆人が一杯だよ、ウッキー！」
「あ、明星君！今授業中だよ！！」
「騒ぐなアホコンビ。」

2.3年生全員が集まる為、広い体育館に移動してきた私達A組は私を除いて皆はしゃいでいた。

多分蓮巳先輩の件が無かったら普通に楽しんでたと思う。
でもまぁ斎宮先輩が付いてるし大丈夫とは思うけど…

こんな所で殺される訳にはいかねぇ…！！

「じゃあまず3年生。誰でもいいから2年生とペアを組めー」

先生の合図で3年生が動き出す。
成程、3年生が誰とペアを組むか決めるって感じか。

「凛月や〜♪吾輩と組もうぞ♪」
「うわ…最悪…」
「颯馬きゅんは俺と組もうね」
「要らぬ！！」
「ゆうく〜んっ！」
「ひぃぃぃぃ！！助けてえぇ！！！」

周りの人達もペアが決まっていく。
斎宮先輩、遅いな…。
もしかして私の場所分からないとか？
…私からも探しに行ってみよう、

そう足を踏み出すと同時に後ろから腕を引かれた。
良かった、斎宮先輩来てくれた。

『斎宮先輩、今日はお願いしま』
「…蓮巳だが。」

そう険しい表情で眼鏡を上に上げるのは紛れもない蓮巳先輩だった。

おいおい話と違ぇぞ。斎宮さんよぉ。
何で蓮巳先輩がここにいるんだよ。え？

「お師さんはおれと組むんやーっっ！！」
「離したまえ！！影片！！」
「嫌や嫌や！！」

斎宮先輩の声が聞こえ、前を向けば黒髪の男の子に足を掴まれていた。
…このまま行ったら私、確実に蓮巳先輩と組むパティーンだよな。

『蓮巳先輩、離してもらっても？』
「ペアになる3年等貴様に居ないだろう。瀬名は遊木、英智は体調不良で保健室で寝ている。」
『…それは〜まぁ…』


言い返す言葉が見つからず目を泳がせる。
そんな私を蓮巳殿も不審そうに見ていた。

おいおいどうするんだよA、このままじゃジ・エンドだぞ…エンドロールが流れるにはまだ早ぇぞ…。



「分かったなら俺と」
＿＿＿「それなら僕がいるのだよ。」

蓮巳先輩からの尋問→←蓮巳殿に暗殺される

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