『初恋の誓い』【八乙女楽】「第二部」 (ページ10)

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家に帰宅すると、無駄に広い部屋に置かれたベッドに勢いよく飛び付いた。

「…疲れたー。」

けどそれ以上に楽しくて、良い事も沢山あった。

IDOLISH7の事を思い出しながら携帯を開くと、もうメールが着ていて驚く。

実は帰る時に、IDOLISH7と紡ちゃんのラビチャを交換したのだ。

早い事に、紡ちゃんからご丁寧にお礼の文が着ている。

〈今日はありがとうございました！皆さん嬉しそうでしたよ？Aさんとラビチャ交換出来た！って〉

マネージャーの仕事で忙しいだろうに、律儀にわざわざメールしてくれるなんて、本当に良い子だ。

紡ちゃんだけじゃなくて、陸君や三月さんからも来ていた。

ほぼ紡ちゃんと同じ事を言っている。

ラビチャを見ながら笑っていると、恐らくマネージャーである葵ちゃんから着信がきた。

きっと明後日のスケジュールだろう。
因みに明日は一日中オフだ。

明日の予定は特に決めていないので、久し振りに外をお散歩でもしようかなと思っている。

まあこんな事言ったら葵ちゃんに「そんな事してる暇あったら自己レッスンでもしてて下さい！」って叱られちゃいそうだけど。

実際の想像をして苦笑いをすると、陸君と三月さん、紡ちゃんに返信しなきゃいけない事を思い出し、文字を打っていくのだった。