NO.79 ページ44
私のくじを見るとIDOLISH7の数人、主に未成年組が顔を赤くしていく。
私もその一人だ。
TRIGGERの3人は、やはり仕事なのであまり表には出していないようだが、驚いている事くらいは分かった。
「じゃあトップバッターは!」
「僕が行くよ。」
三月さんが気を取り直して言う言葉に、天君が即答で答える。
私との距離を縮めるべく歩いてくる天君は、目の前まで来ると微笑んだ。
その表情に少しばかりドキッとしてしまったが、頬にきた柔らかい感触に驚いて顔を真っ赤にした。
皆当然ながらも騒ぎ立てていて、私は放心状態である。
こんなのが後二回も…と思いながら内心心臓がバクバクと鳴っていて本当にヤバい。
次は楽だ。
何処にキスするんだろう…と思いじっと見るが、キスされた場所は思いもよらない場所だった。
まさかの首筋。
先程より圧倒的な黄色い声が聞こえるが、私は更に顔を真っ赤にして固まっていた。
そしてやっと最後だが、それは龍さんだ。
だけど龍さんの事だから楽みたいな事はしない筈。
案の定、してきたのは額で、それでも十分ヤバかったけど幾等かホッとした。
そんなこんなである意味ヤバい番組を終えたのだった。
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、 - オリジナルフラグ外して下さいね (2018年4月3日 14時) (レス) id: c77a0f506a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月神姫 | 作成日時:2018年4月3日 11時