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NO.10 ページ12

ポツポツと小さな雨粒が降り注ぐ。





いつも和気あいあいと咲く花達は雨のせいで濡れてしまっていて、その美しさも萎れて見える。
 




いつもの華やかさを感じない梅雨の雨の日の事。




 
最近ではこの光景は日課となっていた。





そんな日でも二人は遊んでいたが、流石に酷くなるとAの部屋へと上がらせて貰っている。





今日もそれは変わらないようだ。





家に上がるといつもする事は大体決まっている。





特に、アイドルになると言った日からは。





「見て見て!前出来なかった所、出来るようになったんだよ!」



 

元気にふわふわと踊るAを見て和むように笑う楽。





「凄いな」と返せば嬉しそうに「えへへ」と笑うので、更に褒めたくなる。





夢を言った日からAと楽は、家の中で歌やダンスをする事が多くなった。





Aの影響で楽も同じように混ざってしている。





前までアイドルに特に興味を示さなかった楽だったが、最近では寧ろ逆で興味津々となっていた。





それがAも嬉しく、楽に負けないように沢山勉強して前よりアイドルについての事を学んでいった。

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設定タグ:IDOLISH7 , 八乙女楽 , 長編   
作品ジャンル:恋愛
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琳架 - オリジナルフラグを外してくださいね。 (2018年3月17日 12時) (携帯から) (レス) id: c9d4810d09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月神姫 | 作成日時:2018年3月17日 12時

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