・ ページ50
ナヨン「そう。。そんなことより体温めないと、チェヨンお湯沸かしてきてくれる?」
チェヨン「はーーい」
マネージャーさんにリビングのソファに降ろされたAに私はちょっと待っててと声をかけてリビングを出る。
大きめのバスタオルを3枚と着替えになりそうな私の服を持って急いでリビングに戻る。
ナヨン「着替えて体拭くわよ」
A「。。。すみません」
マネ「ごめん、ジヒョたちの迎え行くから私いかなきゃ」
ナヨン「うん、大丈夫。ありがと」
A「すみません、マネージャーさん、、」
マネ「大丈夫だから、風邪ひかないようにね??」
マネージャーが部屋を出ていくと、チェヨンが紅茶を淹れてリビングに来てくれた。
チェヨン「紅茶、飲める?」
A「はい、ありがとうございます、、」
私の洋服に着替えさせて髪の毛の水分をできる限りとってあげる。
マグカップで暖を取ろうとしているのか両手でカップを握りしめるAの姿はすごく小さくて不安そうだった。
ナヨン「何か話せとかは言わないけど、こんなになるまで道にいたのは危ないわよ。無事でよかった。」
頭を撫でてあげると、安心したのか目に涙をためるA。
Aside
道でナヨンオンニに助けてもらってからあっという間に着替えも済んで、リビングのソファの上にいた。
「。。。オンニが来てくれてよかったです、、」
ナヨン「ほんと声かけてよかった。」
「あの、、すごく良くしてくれたところ申し訳ないんですけど、みなおんにに会う前に帰りたいので、、、もう出ます」
チェヨン「え??まだ髪も乾いてないし何で帰るの」
「タクシーで、」
チェヨン「危ないよ、夜遅いし」
「みなおんにに悪いこと言っちゃって、、、」
ナヨン「何言ったのかは知らないけど、今解決しないと今後もミナと話しづらくならない?」
ナヨンオンニの言う通りだ。
でも謝る勇気も、みなちゃんが悲しんだ顔をもう見たくないというAのわがままな気持ちもある。
チェヨン「うーん、何か力になりたいけど、、話を聞くことぐらいしかできない?」
「実は、、みなおんにが私のことを心配してくれてたのに、、私の気持ちはわからないでしょって言っちゃったんです。」
ナヨン「そう、」
オンニたちがAの目を見て優しい顔をして頷いてくれる。
自分の頭の中を整理するように話し始めた。
104人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2022年8月13日 23時