【ツイステ】あの双子に似た人【男主】 (ページ6)

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第4話「ゴースト」ページ6

Aside

『失礼しまーす…って、少し綺麗になってる…？気のせいかな。』

「左側に出た！」

「あちちっ！」

廊下から聞こえる悲鳴…?いや、なんだろ。

…てか、小エビちゃんも此処にいるんだ…

仕方ない…ゴーストも出てるみたいだし、小エビちゃんを助けに行きますか

そうして廊下に行くと、一生懸命炎を出してゴーストを追い払おうとしている猫を発見。

グリム「ふな¨～～！」

『そんなに炎出してさぁ…火事になったらどーすんのさ』

俺は小エビちゃんをお姫様抱っこして退避させる。

…だって、女の子に怪我されたら嫌じゃん？

何か言われても嫌だしね。

グリム「な¨！？オマエは…オレ様を投げた奴！」

『はいはい、その話は後ね～。ゴーストたちをさっさと片付けるよ』

グリム「オレ様の炎が！？……仕方ない、オマエのことは後なんだゾ！」

猫が此方に吹いてきた炎を水魔法で消しながら言う

すると、猫も納得したみたいでまた頑張り始めた

…あーあ、当たらないの、炎出すときに目瞑ってるからじゃん

そう思いながら、ゴーストに確実に魔法を当てる。

はー…小エビちゃんも大変だねぇ。

ゴースト「ヒ、ヒィ～～！消されちまう！逃げろ～～っ！」

なんて考えてたら、終わったみたい。

グリム「あ、あれ？勝っ…た？」

ユウ「すごかったよ、ありがとう！」

グリム「ハヒ、ヒィ…こ、怖…いや、全然怖くなかったんだゾ！」

強がる猫ちゃんが面白くて、つい笑ってしまった

『猫ちゃん、強がらなくても大丈夫だよ～？』

グリム「強がってねーんだゾ！どうだお化けめ！参ったか！」

『…魔法当てられてたの、小エビちゃんのおかげじゃん。それに…』

俺が火消してあげてたの気づかなかった？なんて言おうとしたら、学園長が来た

クロウリー「こんばんはー。優しい私が夕食をお持ちしましたよ…って、入学式で暴れたモンスターにじゃありませんか！追い出した筈じゃ…？」

笑顔を浮かべてから、困ったような顔に変わった。コロコロ表情変えて面白いなぁ。

『勝手に居たよ～…あ、俺は、この猫の魔力を感じたから此処に来ただけ』

クロウリー「そうでしたか…では、モンスターは？」

グリム「オレ様がお化け退治してやったんだゾ！感謝しろっ！」

『え～…小エビちゃんがいないと魔法も当てられ無かったのに…？それに、俺いないと火事になってたと思うよ？』

クロウリー「えっと…？つまりどういうことです？」