7話 ページ9
魔方陣には4人。
翼をはやし片方の目を隠した金髪、黒いローブを羽織った小さな紫髪、猫耳と二又にわかれたしっぽが生えている白髪、犬耳がついているビニール袋。
A「日常組召還しちゃった。」
前世の私直属の部下であるぺいんと、しにがみ、クロノア、トラゾーが魔方陣の中にいた。
いきなり使い魔を４体召還してしまったため、小講堂内は大騒ぎ。
私はそんな騒ぎはさておき、前世の仲間との再開を喜んでいた。
A「みんな久しぶり。あっちで元気にしてた？」
ぺい(以下pe)「やっぱり、Aだったんだ！久しぶり！元気にしてたよ！」
しに(以下sn)「Aさん！会いたかった〜！！」
そう言いながら私に飛び込んできたしにがみ。弟感があって可愛く思えてしまう。
クロ(以下kr)「こら、A様が困ってるでしょ？しにがみくん。A様お久しぶりです。」
トラ(以下tr)「Aさん、久しぶり！」
飛び込んだしにがみを私から剥がし、丁寧に挨拶するクロノア。
元気よく挨拶するトラゾー。
みんな全く変わってなかった。
A「みんな変わってないねwぺいんと、閻魔の仕事はどう？」
pe「ちゃんとやってるよ！毎日忙しいけど！」
A「wwそう。まぁ、ちゃんと出来てるようでよかったわ。」
A「みんな、これからもよろしくね！」
日常「はい！！」
まだ騒いでいる講堂内を置き去りにして私たちは外へ出た。
講堂の出入口にイナリがいた。
おーいと言ってイナリに向かって手を振る。
イナリはこっちに気づいて手を振り返す。
in「お疲れさまでした。……………後の方々は？」
A「イナリ！紹介するね！私の使い魔の、」
pe「ぺいんとでございます！」
kr「クロノアでございます。」
sn「しにがみでございます！」
tr「トラゾーでございます。」
in「お嬢様のメイドのイナリです。」
イナリはそう言うとみんなにペコリとお辞儀をした。
使い魔召還の儀が終わったら、後は自由なので私たちは僚へ帰ることにした。
自分の部屋に戻り、ぺいんとたちを地獄へ帰らせ、やっと一息つくことができた。
私はベッドに倒れ込むとそのまま寝てしまった。
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日常組出すことができました！
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作者名：ミツルギ | 作成日時：2022年5月8日 2時
