3話 ページ5
in「お嬢様っ！」
ﾎﾞｺｯ ﾄﾞｶｯ
A「なんだ、たいしたことないじゃない。 イナリなんか言った？」
in「いえ、間に合いませんでした。」
A「？」
mb1「お、お前、何をした！」
A「何って……、殴った。」
学園に通う前、お父様が念のためと護身術の叩き込んでくれた。
私の家はこの国１番の騎士団を持っていて、私は騎士団のみんなに護身術だけでなく剣術、体術、弓術といろいろな武術を教えてもらった。
前世では刀を振り回していたので、剣術は騎士団の誰よりも強くなってしまった。
お父様は満足そうにしていたが、お母様がなんとも言えないような顔をしていたのを覚えている。
A「あなたもこうなりたくなかったら、もうこんなことはやめなさい。分かりましたか？」ﾆｺｫ(^^)
mb1「くそっ！覚えてろよ！」
情けなくしっぽを巻いて逃げていったmb1を尻目に、いじめられていた人のところへと向かう。
A「大丈夫ですか？」
ｴﾐ(以下em)「はい、ありがとうございます。私エーミールと申します。あなたは？」
A「Aと申します。エーミール様、傷が………。」
in「救急箱持ってきますね。」
イナリはそう言って救急箱を取りに行った。
しばらくすると戻ってきて、私はとりあえず傷口にガーゼを貼った。
A「軽い応急手当ですが、この後保健室の先生に診てもらってください。」
em「あ、ありがとうございます。ところで、Aさんは新入生ですか？」
A「はい、そうです。」
em「式の時間大丈夫ですか？」
A「あ…………。イナリ！今何時？！」
in「え？あ………。お嬢様！式まであと、5分もありません！」
A「やっば！エーミール様、私たちはここで失礼します！教えてくださりありがとうございました！」
私たちは急いで図書館を出て、式が行われる大講堂まで全速力で走った。
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やっとwrwrdメンバーを出すことができました！
次からもっと出せるように頑張ります！
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作者名：ミツルギ | 作成日時：2022年5月8日 2時
