ミツバ篇 本編再開! ページ25
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江戸を案内しながら遊んでいれば空はどっぷりと暗くなった
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうなんて誰もが経験したことがあるだろう
今日も然り。
ただ問題があるとすれば総悟と戻ってきたときから旦那が矢鱈と”総悟の彼女“と強調すること
『一体旦那に何したんだお前は』
総悟「別にアイスクリームとか青っ鼻の狸の帽子で買収とかしてませんぜ」
『それしてるって言ってるようなもんだろ。
あとチョッパ○は狸じゃなくて鹿だから』
銀時「そんな細かい事聞き出したり束縛は良くねーぞ総一朗くんの彼女さん」
総悟「総悟です」
『その呼び方やめろ』
二人から同時にツッコまれようが旦那にはどこ吹く風
澄ました顔で鼻ほじってる。少しは人の話を聞け。
そんなお世辞でも微笑ましい光景とは言えない光景を楽しそうに見るのはミツバさん
ミツバさんに着いていけば、真っ暗な街中でもハッキリと見えるデカい屋敷に辿り着いた
どデカい門の前に華奢な女性が佇むというアンバランスさがこの屋敷の壮大さを表している
ミツバ「総ちゃん、今日は色々ありがとう」
総悟「今日くらいウチの屯所に泊まればいいのに。
何も婚約者の家に泊まらずとも」
ちょっと不服そうに提案する総悟に、やらなくちゃいけないことがあるからと断るミツバさん
ミツバ「坂田さんも、今日は色々付き合ってくれてありがとうございました」
銀時「あー、気にすんな」
『だってこの人タダで遊んだだけだもん』
銀時「余計なこと言うんじゃねぇよ」
ミツバ「ふふふ、Aちゃんもありがとう」
無愛想に返す旦那に無愛想に吐き捨てるとヘッドロックをかまされた
抵抗してる時にお礼を言われても返事出来ないんだけど。
ちょっと、笑ってないで助けてくれませんかねぇお姉さん!!
総悟「じゃあ姉上、これで。
先に入っててください」
えぇ。と返事したミツバさんは門の戸に手をかけるがふとその手を止める
総ちゃん。と遠慮気味に呼ぶミツバさんがゆっくりと振り返る
ミツバ「あの人は····」
総悟「野郎とは会わさねぇぜ」
皆まで言う前に食い気味に総悟が吐き捨てる
先ほどとの声と口調の変わりように全員が口を閉ざす
総悟「今朝方も何も言わずに仕事に出ていきやがった。
薄情な野郎でィ」
『あ、おい何処に行くんだよ!』
慌てて声をかけるが総悟は立ち止まりもせず夜の闇へと溶けていった
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バナナ(プロフ) - honoさん» お待たせしてごめんねぇぇ…すごい時間かかったけど戻ってきたよぉ、お話書くの頑張るねぇ……。コメント、ありがとございますぅぅ!! (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - み○きーさん» うわぁぁあん、こんなに長くお待たせしてしまってごめんなさぃぃ…続き待っててくれてありがとぉ……コメントもありがとぉぉ…… (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - よのやさん» たいっっへん長らくおまたせしましたァァァ!!!ミツバ篇、感動の回になるようにお話を考えますので、何卒、何卒ぉぉ…!あったかいコメントありがとうございますぅぅ!! (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
hono - このお話、大好きです︎🫶🏻更新待ってます!! (2023年4月10日 2時) (レス) @page38 id: 7d61f04700 (このIDを非表示/違反報告)
み○きー - 続き楽しみです!待ってま〜す! (2023年3月31日 22時) (レス) id: e1b7b0a3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バナナ | 作成日時:2022年4月6日 21時