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肺を患っているらしいミツバさんの突然の発作


そんな騒ぎを聞きつけてか、ダッシュで駆けつけてきたのは近藤さんだった




沖田「ヤベッ、近藤さん」



近藤「あ゛ッ総悟おめッ、サボってると思ったらこんな所に居たのか!」



ミツバ「あ、近藤さん。ご無沙汰しております」





近藤さんが来たことにより、全く正反対な反応を見せたのは沖田姉弟


ミツバさんの声掛けに近藤さんは総悟からミツバさんに目を移した






近藤「おぉ!ミツバ殿じゃないか!
もう身体の方はもう大丈夫なのか?」



ミツバ「えぇ。すっかり良くなったから久しぶりに皆に会いたくなって」




さっき発作起こしてたじゃん。



喉まで出かけたそんな言葉を飲み込んだ

この一言でミツバさんを傷つけたくないし、皆に会いに来たのに会えないまま帰らせられるのは可哀想だし

何より後の総悟が怖い



うん、黙っとこ。








近藤「それなら良かった!

ところで、わざわざ道場まで足を運んで貰ったところ悪いが、総悟を借りていっても良いか?

なんでも、また掃除をサボったらしくてなぁ」




ミツバ「あら、そうなんですか。

ちゃんとやってから遊ばなきゃ駄目よ?総ちゃん」



沖田「ち、違うんです姉上ッ!」






首根っこを掴まれて引きずられていく総悟は、私に助けを求めるような目を向ける

助けろって言われてもサボったの事実だし、穴開いた壁の掃除一人でやったの私だし。


助けるのかって?答えは否に決まってんだろ


引きずられていく総悟にベッと舌を出す









近藤「じゃ、また後でな!

それからAちゃん、ミツバ殿を客室へ案内してやれ!」



『はぁい。お掃除頑張ってねー”総ちゃーん“』



沖田「テメッ、後で覚えとけよォォォ!!」






総悟の叫び声は道場中に響き渡ったが、角を曲がったところで姿は見えなくなった


二人が見えなくなるまで見送っていた私はニヤけながら、ミツバさんは微笑ましそうに叫び声を聞き届ける







ミツバ「ねぇ、Aちゃん」



『何?』




叫び声が聞こえなくなり、静寂を破ったのはミツバさんだった







ミツバ「総ちゃん“達”のこと、これからも宜しくね」



『·······うん』







ゆったりと微笑むミツバさんに対し、私は間を開けて曖昧な返事を返した

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設定タグ:銀魂 , 原作沿い , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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バナナ(プロフ) - honoさん» お待たせしてごめんねぇぇ…すごい時間かかったけど戻ってきたよぉ、お話書くの頑張るねぇ……。コメント、ありがとございますぅぅ!! (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - み○きーさん» うわぁぁあん、こんなに長くお待たせしてしまってごめんなさぃぃ…続き待っててくれてありがとぉ……コメントもありがとぉぉ…… (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - よのやさん» たいっっへん長らくおまたせしましたァァァ!!!ミツバ篇、感動の回になるようにお話を考えますので、何卒、何卒ぉぉ…!あったかいコメントありがとうございますぅぅ!! (9月12日 15時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
hono - このお話、大好きです︎🫶🏻更新待ってます!! (2023年4月10日 2時) (レス) @page38 id: 7d61f04700 (このIDを非表示/違反報告)
み○きー - 続き楽しみです!待ってま〜す! (2023年3月31日 22時) (レス) id: e1b7b0a3ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バナナ | 作成日時:2022年4月6日 21時

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