女だけど真選組総長やってますが何か？ ４

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『はぁ？音ぉ？』


「あぁ、音でござる」





突然訳の分からない文面から始まってしまって申し訳ない

こんな文面になった経緯を私が簡単に纏めよう





実はお兄さん他人の魂のリズムを感じることが出来るらしい程耳が良くて、音楽が好きなんだって。


もう何言ってるのか分からないとか言われても私も分からない。
だって言ったのお兄さんだから




ええぇ·····、中二病？？(失礼)とか思いながらお兄さんを見てると信じてござらんだろう。と言われた



だってさぁ、、ねぇ？





『あ、じゃあ試しにさ、今私がどんな音してるか言ってみてよ』



「主の音でござるか？


······今は(・・)ヤンキーが奏でるラッパ音」



『おう兄ちゃん喧嘩なら高値で買うぞコラ』



お兄さんの言葉が私をヤンキーにした


Aはヤンキースキル∶メンチ切るを手に入れた！



早速手に入れたスキルでお兄さんに絡むと、そういう所でござる、と一蹴りされた


は？？？？？(キレ)








『てか、ヤンキーが奏でるラッパ音ってただのラッパ音じゃねーか。
最早音楽ですらないし、近所迷惑の代表じゃん』



「主にぴったりでござるな」



『テメェは私の存在が迷惑だとでも言いたいのか？？』




２度も貶された私は目をガン開きながらお兄さんに詰め寄ると”そうではござらん“と言われ引き剥がされた


だが見えたからな、(それもそうだけど)と一瞬でも思った表情を。







「まぁ落ち着いて聞け。
主の音は自分の信念を簡単には曲げないヤンキーが発するような一本の筋が通った魂(音)でござる。



そんな音が集まって、周りの人に大きな影響を与える。
······ロックな連中でござる」




お兄さんの言葉を黙々と聞いてた私は、私一人じゃなくてなんで連中？と疑問を持っているとお兄さんが 此処でござるか と歩みを止めた

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