女だけど真選組総長やってますが何か？ ４

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神楽「Aも見てヨ！凄い事考えたアル！



足の裏コレ、歩いてたら見えなくネ？凄くネ？
これなら絶対に気付かれないアル！！」




神楽のどこにも皿が見当たらないので少し焦ったが、どうやら右足の裏に付けていたらしい


取り敢えず失くしたとかじゃなくて良かっ·····












全っ然良くねェ！








嫌な予感がして駆け寄ろうとした時には遅く、地面に右足をつけた神楽の足から“ﾋﾟｷｯｯ”といかにも皿が割れたような音が聞こえた



神楽の足元には皿の破片が無 惨にも飛び散っている






神楽「·····、痛ー、なんか踏んだアル切れたアル足」



銀時「誤魔化してんじゃねェェ！

お前何してんだ、勝負する前に皿粉砕て！！」




すかさず神楽の頭を叩いた旦那は、“取り敢えず皿を変えてもらって来い”と言ったが、土方が“待て”と止めた




土方「敵の作戦が分からねー以上、単独行動は危険だ。


二人ずつ組んで――――」




新八「土方さん！」




土方「あ？」




新八「·····ドＳトリオ、勝手にガンガン行っちゃいました」


土方「·····」




という訳で、神楽の皿の変えは土方が行くことになった―――――



















◇ ◇ ◇










『····なーんでテメェらも付いてくんだよ。

おかげで私までドＳ呼ばわりじゃねーか。
ドＳトリオって一纏めにされてんだけど？』



銀時「あん？お前は正真正銘のドＳだろーが。

躊躇なく人をしょっ引く職業やってる時点でお前はもうドＳの仲間入りなんだよ」




沖田「土方さんも言ってやしたが単独行動は危険ですし、万が一Aさんの皿が割れたらイの一番に見納め出来ますからねィ」



『テメェ、後者が本心だろッ！』





巫山戯んな！と木刀を振るが、スッと避けられた


そのまま逃げて行く総悟を追いかけていると東の方角で黒い煙が立ち昇っている



あれは、







総悟「開戦の狼煙でさァ。

もう始まっていやしたか」



『そーか、ご丁寧に説明どーもありがと····


よッッ！！』




総悟「イデッ！！」

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