女だけど真選組総長やってますが何か？２ (ページ4)

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なんで煉獄関の場所を総悟が掴んでるんだ？

私も数日前くらいから探っては居たが、場所までは追跡は出来なかった

というのも、この闘技場は上の連中がつるんでて総長である私が大きく動けなかったのが理由だ

沖田「此処で行われてるのは、正真正銘の殺し合いでさァ」

その言葉通り、赤い塀の中にいた侍は鬼の面をした男に殺された

新八「こ、こんな事が···」

沖田「真剣での斬り合いなんざそう拝めるもんじゃねぇ。
そこに賭まで絡むと来ちゃ、そりゃ皆飛びつきますぜ」

銀時「趣味の良い見せもんだな、オイ」

神楽「胸くそ悪いモン見せやがって！
寝れなくなったらどうするつもりだコノヤロー！！」

確かに胸くそ悪い。
誰かの命にお金を賭けて、誰かの死を喜ぶ

まるで、その人の価値を勝手に戦いという名で決めつけているようで

新八「明らかに違法じゃないですか、沖田さんもAさんもそれでも役人ですか」

『役人だからこそ手が出せない。
こう云う物の後ろには強い権力が見え隠れしてるからな。』

銀時「お上も絡んでるって言うのかよ」

沖田「下手に動けばウチも潰されかねないんでね。
自由なアンタが羨ましいや」

少し皮肉を交えた言葉で話す総悟も本当は今すぐにでもコイツラをしょっ引きたいんだと思う

でも、もし私達が独断で此処を潰すと真選組全体に目を付けられる
近藤さんやとっつぁんに矛先が向くのは目に見えている

銀時「言っとくがな、俺はテメェらの為に働くなんざ御免だぜ」

沖田「おっかしいな、アンタは俺と同種だと思ってやした。
こういうもんは虫唾が走る程嫌いなタチだと」

『まぁ、あれを見ろ。

煉獄関最強の闘士、鬼道丸。

あいつを探れば何か掴めるかもな』

銀時「おい！」

沖田「心配要りませんよ、こいつは俺の個人的な頼みで、真選組は関わっちゃいねぇ。

此処の所在は俺しか知らないんでさァ。
だからこの事は近藤さんや土方さんには内密に」

まぁ、今日は総悟も非番だし、真選組は関わっちゃいないと言っても嘘じゃないけど土方や近藤さんにバレたら確実にどやされる

ん？ちょっと待てよ？

『おい待て、なら何で私を巻き込んだ。
私だってお前の上司だぞ？』

みょ～んと総悟の頬を思いっきり抓って、伸びるだけ伸ばす

沖田「Aふぁんは非番じゃないれふか」

『非番だろうがバレたらお釈迦なんだけど？
土方にどやされたらお前のせいだからな』

そしたら末代まで呪おうと思う