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第四十六話 平和な午後 〈高杉サイド〉 ページ9

塾が休日の日、俺は家に居たくなくて神社で昼寝をしていた
目を開けた時には、Aがいつの間にか隣に座っていた



高「お前、なんでこんな所にいるんだ」



貴「…ちょっと訳ありー そういう高杉はなんでここで寝てるの?」



高「フッ ちょっと訳ありだ」


そう言って開いた目をもう一度閉じた


貴「へーそうなんだw そういえば、明日の夜に夏祭りがあるんだって」


いつもよりゆっくりなテンポで話すAの声が聞こえる


高「そーかよ」


楽しそうに話すAの言葉に耳を傾ける


貴「うん、だからね、一緒に行こうよ 銀ちゃんと桂も誘って」



高「あぁ、いいぜ」



祭りは嫌いじゃない、その日特に用事があるわけでもないしな…



貴「え、嘘…本当?!」


少し驚いた声を聞いて、俺はゆっくりと起き上がった



高「誘ってきといてなんだ その反応は」



貴「絶対に断られると思って結構勇気出したんだよー これでも」



高「じゃあ 断ればよかったのか?」


少し意地悪な笑みを浮かべてそう言うとAはいつもの笑顔と違う雰囲気の笑顔を作った


貴「ふっ私をいたぶろうとしても無駄だぜ なんてったって私はかつて鋼の心を持つスリーパーとして恐れられ…」



高「それ、ただ寝て忘れてるだけじゃねぇか」



貴「へへ〜…あっそういえば高杉に紹介したい子がいるんだー 明日の夜、紹介するね」



高「あぁ」


暖かい日差しの中、俺はまた横になった
目を閉じる瞬間にAがあくびをするのが見えた

鳥の鳴き声と木のざわめきが心地良い
たまには、こうやって何も考えずにいるのも悪くねぇ



゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+゜+.――゜+.――゜+

お久しぶりです!
「第四十六話 平和な午後」は「第四十五話 幸せな午後」と同じ時間軸ということで書かせていただきました こういうの一度書いてみたかったんです((
Aの言う訳ありというのは、銀時と陽咲に仲良くなって欲しいという意図で二人きりにさせるために外を1人でぶらついていたというだけです

新たなオリキャラが出てきて戸惑ってしまう方もいると思いますが、この作品には男主と女主がいると思って気軽に読んでくれればと思います

最後に評価をして頂けるとすごく嬉しいです
それだけでもうご飯3杯は食べれますよ、ホント!
待ってます!(*>v<)ゞ*゜+

第四十七話 アクセント間違えると違う意味になるから気をつけろ→←第四十五話 幸せな午後 〈陽咲サイド〉



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羅李奏(プロフ) - すごく面白いすね!もう更新しないんですか?つづき気になります!!頑張ってください^ ^ (2016年6月5日 9時) (レス) id: c917f4b407 (このIDを非表示/違反報告)
yuri48(プロフ) - 鈴城零さん» コメントありがとうございます!冬休みに入って暇なのでガンガン更新していくので見守っていてくれると嬉しいです 沖田を出したくて掛け持ちしてしましたがそちらもよろしくお願いします (2015年12月29日 0時) (レス) id: ef2d5b94c1 (このIDを非表示/違反報告)
鈴城零 - 面白かったです!早く沖田出ないかな…楽しみにしてます! (2015年12月28日 15時) (レス) id: 07dcd6c6d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuri48 | 作成日時:2015年12月21日 17時

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