銀さんの幼馴染はいつも笑顔で・・・2

第四十四話　成長 ページ7

貴「食卓行く前に、銀ちゃん誘って行くからね」


陽咲の熱が下がったので今日からみんなと一緒にご飯を食べる

貴「銀ちゃん、ご飯だよ！ほら昼寝なんかしてないでさぁ 先生待ってるよ」


今は夕方だ 夏になり、日が長くなってきて晩ご飯の時間になっても外はまだ少し明るい
昼寝してた銀ちゃんを起こして陽咲のもとに戻る


そういえば、陽咲と銀ちゃん会ったことなかったな


貴「銀ちゃん、陽咲だよ」

陽「よ、よろしく」

私が紹介すると陽咲がおずおずと挨拶した
銀ちゃんはふーんと興味なさげに陽咲を見るとすぐにまえを向いて歩き始めた


銀「…なぁ、A 今日の晩ご飯って何？」

貴「確かうどんとおかずは…天ぷらだったけど…」

陽咲よりも晩ご飯のことかと少し不機嫌な言い方になってしまった
私が答えると銀ちゃんはくるっと振り返って陽咲に向き合った

私と陽咲はびっくりして歩みを止めた



銀「おい、新人 食卓は戦場だ ボーとしてると俺がお前の分まで食っちまうから 心してかかれよ」


そう言って銀ちゃんはニタっと笑った

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