わたしのいきかた〜third〜

〜番外編〜 ページ10

【主人公がカルナイを名前呼びになる経緯】


主人公side


何故だろう…今、私はQUARTETNIGHTの皆さんに囲まれている。


正確に言えばカミュさん以外の3人にだが。


『あ、あのぅ…私、何かしましたか？』


嶺二「……Aちゃん…酷いじゃない…。」


『……は？』


え、本当に私何かしたの？心当たりが全くない。


『す、すみません。心当たりないんですが……』


藍「ふーん、君、自分が何をしたか、分かってないんだ。」


蘭丸「ありえねぇな。」


なんか3人にすごく責められてる。


『か、カミュさん助けて。』


なんとか、3人から離れてカミュさんの元に。


優雅にお茶なんか飲んじゃってさ。


カミュ「ふん、俺は知らん。」


『そ、そんなぁ〜…せめて、3人がなんで怒ってるのか教えて下さい〜…。』


カミュさんの腕にしがみつき、懇願する。


呆れたように話し出すカミュさん。


カミュ「………奴らは別に怒っているのではない。」


『え、めっちゃ責められたんですけど。』


カミュ「奴らは拗ねてるだけだ。」


『………んん？』


意味が分からない。


カミュ「…理由は自分で考えろ。」


無理なら奴らに聞くんだな、と言われてしまう。


結局一番肝心なことが分からなかった。


ちらっと3人の方を見ると…目がやばい。


(て言うか拗ねてるって…私のせいなの？)


怖いけど…ものすごく怖いけど3人の元へ向かわねば。


そして理由を聞かなければ。

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