わたしのいきかた〜third〜

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主人公side


七海「あ、もうこんな時間…。」


春歌ちゃんの一言で時計を見ると、


話はじめてから大分時間がたっていた。


『本当だ…今日はそろそろお開きかな？』


楽しい時は時間を忘れてしまうものだ。


今の私みたいに。


友千香「そうですね、残念だけど…」


『またやりたいな。女子会。』


笑顔で頷いてくれる二人。


二人も同じように思ってくれてるようで嬉しかった。


『じゃ、またね！』


二人と別れて自分の部屋に戻る。


(ふふっ…久しぶりに女の子らしい会話したかも)


一人で思い出し笑いをした。


はたから見たら確実に変な人だけどね。


この日も平和に過ぎていった。









春歌ちゃん達とお茶をした日から大分たつ。


相変わらず平和に過ぎていく日々。


まぁ、黒崎さんとカミュさんの喧嘩に巻き込まれたり


那月くんの料理を食べる事になったり、


寿さんが突進してきて一緒に噴水に落ちたりしたけども。


(…あ、そう言えば…QUARTETNIGHTの皆さんにも名前で呼べって言われたんだ…)


考えてみたらこれで全員を名前で呼ぶことになる。


それだけ皆さんと仲良くなれた、って


自惚れてもいいのかな。


音也「あ、Aちゃーん！」


『あ、音也くん！それに皆さんも！』


トキヤ「こんにちは、Aさん。」


ほら、こうやって声かけてもらえるだけでもすごく嬉しい。


『こんにちは！今日もお仕事頑張ってね！』


反応はそれぞれ。頷いたり、元気よく返事してくれたり。


こんな日が続けばいいと思ってた。


いや、願ってた。の間違いかもしれない。

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