わたしのいきかた〜third〜

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主人公side


嶺二「さ、再開しようか！」


寿さんの言葉により、皆さんは練習を再開しようとしている。


その時、


ﾌﾞｰﾌﾞｰ


私の携帯がなった。メールが来たらしい。


(誰からだろ………あれ？七海ちゃん？)


七海ちゃんから届いたメールを見ると


今から一緒にお茶をしないか、との事だった。


(七海ちゃんとお茶……)


私は＜したい！七海ちゃんの部屋に行けばいい？＞


返信した。ほどなくして七海ちゃんからのメールが届く。


＜はい！待ってます＞と。


よし。行くか。


部屋を出る前に一応皆さんに声をかける。


何も言わず出ていくのは感じ悪いしね。


『すみません、皆さん！私、そろそろ行きますね。』


一番に反応したのはやはり寿さん。


寿「えー！帰っちゃうのー？！」


部屋に帰るわけではないけど…


『まぁ、はい。』


いーやーだーと駄々をこねてしがみつく寿さんは


他の3人に殴られた。


藍「レイジ、迷惑かけちゃだめでしょ。来て貰ったのだって半ば無理矢理だったんだから。」


寿さんと美風くん。最早どちらが年上か分からない。


嶺二「うぅ〜。分かったよ…。折川ちゃんまた来てね！絶対来てね！」


『はい、また来ますね。練習、頑張ってください。』


小さく手を振って部屋から出た。


皆さんには申し訳ないけど、どうしても七海ちゃんと


お茶したかった。


ピアノを弾いてくれたお礼もしたかったし、


久々に女子同士で話したかったから。


(一旦部屋に戻って何か手土産持っていこうかな。)

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