<106> ページ31
主人公side
蘭丸「まぁ、こんなもんか。」
そう言って蘭丸さんから解放された時にはすでに頬の感覚はなくなっていた。
『わ、私の頬っぺ………ちゃんと付いてる……？』
藍「大丈夫だよ。ちょっと赤いけど。大体、頬は取れることないから。」
そうだけども！
私は蘭丸さんを見た。
『ら、蘭丸さん…何だったんですか？』
蘭丸「あ？……別に、大したことじゃねぇ。」
はい？！めっちゃ痛かったんですけど！泣きそうだったんですけど！
嶺二「んもー、ランランったら素直じゃないなぁ。素直に[Aちゃんが頬っぺちゅーされてたのが嫌だった］って言えばいいじゃない。」
蘭丸「おい、嶺二！デタラメ言うんじゃねぇ！」
蘭丸がさんは嶺二さんの胸ぐらを掴んで揺らしている。
『え、そうなんですか？』
カミュ「……ふん……。愚かな。」
レン「確かにあれは……妬けたよね。ねぇ、おチビちゃん。」
翔「お、おチビゆーな。て言うかなんで俺に言うんだよ！」
レン「さてね。」
ふむ……。
『あの、大丈夫ですよ？あれはただの挨拶でしょう？』
え？みんなの顔が驚きの色に変わった。
音也「あ、挨拶……。」
『？うん、挨拶。』
トキヤ「……………そう言えばAさんはずっとアメリカにいたんでしたね……。」
『うん、そうだよー。』
そう言うと「あぁ……。」と納得した顔になった。
藍「はぁ……。きみ、バカでしょ。日本ではキスはあいさつじゃないんだよ。」
あ、そうだっけ。もうあっちにいた時間が長すぎてすっかり忘れていた。
『そっか。こっちでは普通じゃないのか…。』
今度から気をつけよう。
『あ、それはそうと、みなさん今日お仕事は？』
一同「「「「あ。」」」」
『え。』
音也「あ、あはは〜…し、仕事、ね。何時からだったっけ？」
トキヤ「た、確か11時からだった気が…」
嶺二「僕達も11時からだったような…。」
現在、10時40分。
『あと20分しかないよ？！』
翔「今日はスタジオが近いから急げばなんとかなる！…はず…。」
『とりあえず、行かなきゃ！』
真斗「あ、あぁ。」
STARISHみんなは走って仕事に向かった。
藍「僕たちも急ごう。」
それに続くよう、QULTETNIGHTも行ってしまった。
(だ、大丈夫かな……。)
残った私は一人立ち尽くすのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小冬 - (名前)ちゃんが可愛い！！バレエをしている(名前)ちゃんがカッコいい感じがして、惚れました！！これからが楽しみです！！ (2019年7月17日 21時) (
レス) id: b394ae1541 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 前から思ってたんですけど・・・ 嶺司じゃなくて、嶺二ですよ！ (2017年7月24日 20時) (レス) id: 4701cc19d8 (このIDを非表示/違反報告)
友姫(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます！低速ではありますが、今後も更新させて頂きます。これからも「わたしのいきかた」をよろしくお願いします。 (2017年6月4日 10時) (レス) id: 905028581e (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - コメント失礼致します！とっても面白いです！更新頑張ってください！続きがとってもたのしみです！ (2017年6月4日 10時) (レス) id: 03875aa748 (このIDを非表示/違反報告)
友姫(プロフ) - 通りすがりの暇人さん» コメントありがとうございます。これからも更新させて頂くので、よろしくお願いします。 (2017年4月18日 14時) (レス) id: 905028581e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Black Miffy (・x・) | 作成日時：2017年4月15日 19時
