六色狂人、純白悪魔【おそ松さん】 (ページ3)

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六色狂人:赤ページ3

麻友side

松代「七つ子ちゃん達起きなさーいっ!!!!」

寝室の襖が勢いよく開く。

麻友「んー...母さんおはよ～...」

松代「おはよ麻友。ご飯出来てるからちゃっちゃと食べちゃいなさい」

はーい、と気が緩みそうな返事をして私は階段を下りていく。

そんな私の背後から兄さん達に対する母さんのキーキー声が聞こえる。

これが私の朝。

私が母さんが作ってくれたお味噌汁を啜っていると六人の男達がのろのろと現れた。

麻友「ん、おはよ、兄さん達～」

おそ「おはよ麻友～...お前ほんと起きるの早いよなぁ～」

麻友「そう？兄さん達みたいに夜更かししてないからじゃない？w」

それは言えてる～wなんて呑気な事を言っている松野家長男を筆頭に私の兄達が席についた。

チョロ「麻友、ほっぺにご飯付いてるよ」

自分の頬をつついてチョロ松兄さんが言う。

麻友「おー、あざーすwてか、そんな呑気にご飯食べてる時間ないよー？」

時計を指さしながら制服に着替える。

トド「やっば！遅刻しちゃうー！」

十「ご馳走様でしたーっ！！！着替えてきマッスル！！」

疾風の如く私の横を走り抜けた十四松兄さん。

ー「麻友、俺のパーカー知らない？」

麻友「ん？あぁ、そこの隅に置いてあるよ～」

こんな風に私は兄さん達のお世話をしている。

そして支度を終えた私達は声を揃えて

「「「「行ってきまーす！！」」」」

これが私達兄妹の1日の始まり。

カラ「ふふーんっ、今日もサンシャインが眩しいぜっ」

麻友「あー、うんうんwそーだねー」

相変わらず痛発言をするカラ松兄さんをいつもの如く軽くあしらっておく。

おそ「ふぁぁ...っ...。眠いよぉ～...麻友～兄ちゃんをおぶって～...」

麻友「はぁ！？おそ松兄さんなんかおぶったら死ぬわ馬鹿！」

朝から三男直伝の華麗なツッコミをかます。

学校行くまでに私はこれを何度も繰り返している。

何度も言うがこれが私の朝の風景で日常なんだ。

ま、こんな性格に慣れてるせいかこの光景が逆にホッとしちゃうんだよねぇ～

麻友「さて、学校に着きましたぜ皆様！」

十「学校だーい！！！」

ー「あー...だる」

トド「んふふ～♪今日も頑張ろっと♡」

チョロ「はぁ...みんなハメ外さないようにね？」

カラ「オレは今日も人一番輝くぜっ！」

おそ「さて、今日も1日頑張ろーぜ！」

さぁ...私の1日のスタートだ。