幼馴染の沖川さん!! (ページ3)

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幼馴染2 ページ3

こんこんと眠り続ける

総くんに顔を近づけて

麻友「ただいま総くん...」

起こさないように呟いたのにも関わらず

沖「おかえり、麻友。待ってたぜィ」

目をぱっちり開けてこちらを見据えていた。

麻友「なーんだ、起きちゃったのw」

私がそう言うと総くんはジト目でため息をつき

沖「昔なら俺が寝てると怒って無理矢理でも起こそうとしてただろうが...」

そう言った総くんは「よっこらせ」と体を起こして頭をかいている。

私は自然と笑が零れて「そーだね」と一言。

麻友「まさか総くんが立派になってるなんてねぇ...。感心感心w五年も経つと天邪鬼少年も成長するもんだねw」

私が総くんの頬をつついて茶化すと「うるせぇ」と手を払われた。

沖「んなことより...そーゆー麻友はどーなんだよ。」

麻友「なーにがー？」

沖「だから、お前は五年もの間何してたんだよって言ってんだィ」

麻友「あー、私？私は晴兄さんと海外で仕事してたよ～♪」

総くんは服を着替えながら「海外？なんでまた」と問いかけてくる。

これは言っていいのかねぇ、総くんが寝てる間に調べたけど、真選組って警察らしいじゃんか。

でもまぁ...別に無差別に人を殺してたわけじなゃいし、いーか

麻友「私、兄さんと一緒に海外でマフィアしてたの～♪」

私がマフィアってゆー単語を出した瞬間総くんは目を見開いた。

沖「あの麻友がマフィア？冗談にも程があるだろィ...w」

信じてないなぁwちょっとだけ驚かしてみよ～ww

私は総くんにニコッと笑いかけると同時に刀を一瞬で抜き、総くんを押し倒して総くんの横に刃を突き刺した。

沖「ッ!!!??な...ッ!!!??」

麻友「これで信じてくれやしたかぃ？w」

ケラケラと笑って私は刀を収めた。

そんな私を総くんは信じられないという目で見ていた。

沖「五年もあれば人は充分変われるんだねィ...。」

確かにね総くんも私もだいぶ変わっちゃったし。

ちょっと寂しい気もするけど、少し嬉しい事も無い

麻友「あ、そうそう！総くん今日非番らしいね！一緒に出かけよ！歌舞伎町案内してよ！」

面倒だから嫌というような目で私を見ている総くん。
そんな目しても無理矢理でも連れてくからな。

麻友「ほら！行こーよ！お願いっ！ね？w」

私が手を引っ張りながらお願いすると遂に折れたようで

沖「分かった、分かったから、はぁ...行くぞ...。」

総くんは立ち上がり私の前を歩いて行く。

麻友「ありがと♪大好き総くん！」

そして、私は総くんの腕にくっついて歩き出した。