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宝具開帳:A 一寸注意 ページ16

条件は満たされた。

そう言ってセイバーは剣を収める。


魔力を回せ。回すんだ。


「汝らは強者に値すると見た!
ならば対価として相応しい力を見せるとしよう!


……宝具開帳(・・・・)!!」



セイバーは抜刀する。



「我が名は…


幼幼しき血濡れ覇道(ヤマトヲグナ)』。」


「あれえ名乗っちゃっていいの!?ボクライダーだよ!!」


能天気なライダー。もう自分で言っちゃってるじゃないか。


「な、何を…!?」


恐らく察したものの全く情報が無くて困っているのだろうアーチャー。



「汝を誅伐す。」


ズバンッ

グショッ ゴトッ



「ッ!! なん、とォ…!」


セイバーが走り回っていたのは、二人を視界に入れるため!


「いあああっ!!!!」


少し、気は引けるけど…覚悟が無ければ勝ち抜けない!

そう思って宝具の解放を許したのだ。



「眠れよ英霊、我が願いの糧となれーー!!」





セイバー、アーチャー、ライダーの三つ巴。

これにて終了と相成る。

三つ巴:B→←三つ巴:A



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作者名:石蕗 | 作成日時:2018年1月16日 14時

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