67話 ページ18
まふまふside
僕らが付き合ったきっかけは、僕にとっては軽いものに感じてしまった。
それに、あれは最終的に舞花が告白してくれて成立したようなものだったんだ。
すると残るのは 【付き合っている】 という事実のみで、僕の大きな気持ちなんて1ミリも伝わってなかったと思う。
そこで今回の計画を思いついたんだ。
もう1度、告白しようって。
今回は、小説の力は一切借りていない。
僕の言葉でまとめた。
だって、僕のありのままの気持ちをぶつけたかったから。
もちろん最初の告白の時には無いに等しかった ムードも大切だと思ったから、この館内でも1番いい場所、タイミングを選んだつもり。
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その甲斐あってか、しっかりと告白することが出来た。
心臓の音が舞花に聞こえているんじゃないかと思うほど、緊張していたけれど 無事に自分の気持ちはぶつけることが出来た。
すると舞花は泣きながら、 もちろん。 と返してくれた。
すっごくすっごく嬉しくて、
これだけは、勢いで…
キスをしてしまった。
自分でも驚いたけど、そういう雰囲気だったしこのくらいは良いかな、なんて思う。
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『…あ、そうだ。
これ、受け取ってほしい。』
白い、長方形の箱を取り出して、舞花に渡す。
「…開けていい?」
うん、いいよ。
そう頷くと、少し間を開けて 箱の蓋を開けた。
『舞花に、似合うかなって思って。』
「…可愛い。ありがとう、真冬。
これ、毎日つけるね。
…いま、つけてもらってもいい?」
『よかった、気に入ってくれて。
じゃあ、髪上げて、後ろ向いてて。』
舞花からネックレスを受け取り、彼女の首にそっとつける。
一瞬、後ろから抱きしめるような体制になり、ドキドキしたが、それは舞花も同じだったようで、薄暗い中でも赤くなっているのがわかった。
『…そろそろ閉館かな。最後にちょっとだけ回って帰ろっか。』
だいぶいい時間になったので、二人で手を繋いでゆっくり出口へ向かった。
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Loi -ロイ-(プロフ) - ぴぃさん» ほんとに最近ぴぃさんに支えられてます(。-人-。) これからもお願いします!w (2017年12月22日 21時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ - Loi -ロイ-さん» ありがとうを言わなきゃいけないのは、私のほうですよ! いつも面白いお話、本当にありがとうございます。 これからも応援してます! (2017年12月21日 23時) (レス) id: 7a2a1d1f1a (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - 海月さん» ほんとですか! ちょっといきなりキャラ変わっちゃったかもって不安になって更新出来なかったんです…。気に入って頂けているみたいで、明日からまた頑張れそうです! (2017年12月21日 22時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - ぴぃさん» よかったε-(´∀`*)ホッ いっつも暖かいコメントありがとうございます! (2017年12月21日 22時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - まふくんのSいいですね(真顔)でも天月さんも若干Sになってた…(( 続き楽しみに待ってます!! (2017年12月21日 18時) (レス) id: a6d9ce78d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Loi -ロイ- | 作成日時:2017年11月16日 7時