その6 ページ6
『んー!美味しー!このお豆腐めっちゃ美味しい!麻婆豆腐とかにしたらもっと美味しそうだなぁ♪』
「あら、それは久々知くんが喜ぶわ〜。このお豆腐は久々知くんが作ったものだからね」
『え?久々知くん?まだあってない人かなぁ?』
「久々知先輩は5年生ですから」
「Aさんはまだ話してないんじゃないかなぁ?」
『5年生の子かぁ……そういえば56年はまだ挨拶してなかったっけ。でもまずはこのご飯を美味しく食べねば!』
「「「「ご馳走様でした!」」」」
『よし、3人とも午後の授業頑張ってね!』
「「「はい!」」」
『秀作、、、は消えたな笑まぁいっか。56年探しにいこーっと』
「あの人、どう思います?」
「今日来た山田とかいう人だろ?」
「やっぱり怪しいよなぁ……」
「でも、普通の女の子にも見えるけど……」
「年聞いた後突然タメになったよね、怪しい」
「私達より年上ってことか?」
「えーそれはないでしょ〜」
「もし忍びの者だったら私が倒す!」
「何を言う文次郎!それは私がやる!」
「いいな!私も混ぜろ!」
「……」
こちらAでーす!笑
うーん……あれが56年かな?隠れた所で話し合ってるみたいだけど!
私、前からかくれんぼ得意なんです
てかまず隠れられてないしね!
一人は声でかいし、なんか喧嘩してるのいるし……
うーん……私怪しまれてるのかぁ
お豆腐のお話したかったんだけどなぁ
まあ一応挨拶はしないといけないもんねー
『ごめんなさーい!お兄さん達56年の方たちですよね?挨拶してなかったので探してたんです!』
「……私達の話聞いていたか?」
『?なんかお話されてたんですか?そしたら出直しますけど』
「平気だ。」
おー。警戒してるなぁ
一人しか話してないし。目が怖いよ目が!!!
『えーっと、山田Aです。伝えておくと、私もあなた達のこと、警戒してます。だって突然刺されそうだし。えー、年下に一切の興味はありませんし、
人をこき使う予定もありません。ちゃんとした信頼が得られるまで君たちとはあまり近づかないようにしようと思っています。気になるなら影から尾行しててもいいですから。私の好きな人はこの、諭吉さんと、一葉さん、英世さんなので。』
私の彼氏&彼女!!
一万円の諭吉さんと、五千円の一葉さん、千円の英世さん!ああ、素敵……
『おい、君たちそんなに引くなよ。寂しいだろ……』
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作者名:りさ x他1人 | 作成日時:2016年5月18日 22時