人生はわからないことで溢れているのである

その29 ページ29

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ


『んっ……』


おはようございます


歓迎会からはや２週間。ここに来て結構な月日が過ぎまし……た？


ｻｻｻｯｰｰｰ


……まさか？



ｻｻｻｻｯｰｰｰ



いやー！！！！！！


なぜ私の部屋にアイツが……

あ！竹谷！竹谷を呼んでこよう！


よし！…………ドアでか……


よいしょっ


学校ひろくないてすか！？


ん？手が……小さいーーー


まさかの虫と小さくなるというＷパンチ！？



……竹谷の部屋に行こう。








ガラッ



おい。起きなさいよ竹谷くん。あなた仮にも忍たまでしょうに。



『ちゃけや！おちて！ちゃけや！』


「ん……」


あー！こっち向いたー！寝顔おさなーい！



……ではなくて。起きろや！


仕方ない……叩き起こそう★


『ちゃけや！ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！おちろや！ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！』



「なにー。ん？だれ！？」


やっと起きた……疲れたー


『ちゃけや！Aだよ！おちたらなんかちいしゃくなってた！お部屋にアイツがいりゅからおいだちて！』



「A？えっ！Aなの！？えーーーー！？！？」




……うるさい



ﾄﾞﾝｯ!


「八左ヱ門！朝っぱらからうるさ……だれ？隠し子？」



おー！勘右衛門！


『かんえみょん！Aだよ！』


「あ、勘右衛門！Aが小さくなっちゃったらしくて！あと部屋にアイツがいるって！追い出してくるからAのこと見といて！」



「え？まって！まだ理解できてないｰｰ行っちゃった……」

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