未来からのるろうに少女...またの名を銀の狼

三十九話 配置 ページ42

「凄い...同じ銃なのに
威力が違う...」

『速く、遠く飛ばす為に
最大限まで拡大し、火薬を多く入れ

威力を増す為に
先を尖らせ風の抵抗を少なくします』

服に仕込んである弾を見せながら
説明した

ルカの作った弾は今
何処の国を探しても見当たらない
100年後位先の技術だ

『では、私はこれで〜』






因みにルカが作った弾は
ルカが生前、趣味で読んでいた
本で得た知識と無駄に器用なルカの技術
が生み出した物だ

『........今日は...嫌な風が吹いてますね
...ねぇ銀狼....』

「....どうした?ルカ」

『...あ....いや....稽古、お疲れ様です』

ボーッとしていた為
少しばかり吃る

『あの、私も混ぜて下さい』






こうしている間に本当の戦いの準備は
幕府軍、新政府軍とも整っていた

覚馬からは最新の銃である
スペンサー銃が届き
千丁余り届いた

『以上‼
配置に着いて詳しい事は
各隊の隊長に聞いて下さい

私は後衛の城下街付近につきます』

ルカは段の上に登り
これまでの戦いで生き残った者達を
年齢別に玄武・青龍・朱雀・白虎
の四つの隊に分けた

『これからが本当の力....
会津の........いや奥羽越列藩同盟の力の
見せ所です‼』

「「「「おぉぉぉ‼‼」」」」

段々と士気が上がり始め
戦いの前に相応しい空気になっていった

『皆さん、御武運を...っ‼
それでは解散‼』

それから各隊配置に付いた



1868年8月21日



若松城の城下街である母成峠の侵攻を始めた




わーーーーーーーーーーーーーーーーーーい

チョリーッス‼アレグロです


6月6日
１８６７年 慶応３年
幕府、兵庫開港と江戸・大坂開市を１２月７日と布告。

１８６８年 慶応４年・明治元年
輪王寺宮、会津に入る。





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またまた絵のリクエストを受け付けます

先着三名様まで‼


心よりお待ちしてます！

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