三十話 以蔵 ページ35
デフォルトの白狼です
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徳川が大政奉還をしてから
人斬り....天誅が活発に成って行った
今夜の死番は(夜の巡回で最初に斬り込む者)
ひかりであった
数名の隊士と共に夜の町を歩く
.......静かだ
『....血の臭いがします
皆さん覚悟は良いですか?』
ある店の前で息を潜める
『行きます....っ!』
スパーーーーッン‼
『京都守護職新撰組‼
御用意改めである‼
死にたく無いのなら刀を納めよ‼』
店の中には柄の悪い浪士が4、5人
一番奥には
長州の頭である桂小五郎
奇兵隊隊長、高杉晋作
その二人が居た
『闘いますか.....なら....
新撰組各員....斬り込め‼』
「「「「おぉぉぉ‼」」」」
二階ではバサバサの髪を荒く結った男と
ひかりが対峙していた
「......長州藩、岡田以蔵....天誅を行う」
言ったら最後、
ひかりの首は吹き飛ぶ筈だった
がひかりは素手
しかも片手で刀を押さえていた
『人を斬る事しかでき無い下級武士...
貴方は己の首を締めているだけです』
「.......っうるさい....‼
貴様らの様に金など無かった‼
なら斬るしかあるまい⁉」
刀を抜いての競り合い
女であるが力負けはしていない
『........何も出来無いからと、
何もやら無いのは、もっと何も出来無い.....
......足掻くのを辞めた時点で
貴方の....人の終わりです』
「しかしっ‼」
岡田は見た目に似合わず涙脆い
ひかりの言葉に目を潤ます
『貴方に出来無い事は私には出来ます
しかし、私に出来無い事は貴方には出来ます
それは、人斬りに限らずですよ』
「あ....あ".....まっ....参りました.....!!!」
岡田は刀を置きひかりに涙を流し平伏した
『貴方の根は本当に優しいのですね』
ひかりは岡田の頭を撫でてから
窓から路地まで出た
ーーーーーーわーーーーあーーーーーーーい
チョリーッス‼アレグロです
5月29日
１８６３年 文久３年
肥前藩士中島名左衛門、暗殺される。
１８７２年 明治５年
東京師範学校創設決定。
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銀(プロフ) - 初めて書いたのにすごく上手でしたよ!!!!!!!!
有り難うございました!!!!!!!! (2013年5月19日 11時) (携帯から) (
レス) id: 2d161f5dfe (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - すいません！絵のリクエストで左之助書いてもらえませんか? (2013年5月18日 23時) (携帯から) (レス) id: 2d161f5dfe (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - 更新頑張ってください♪ (2013年5月18日 2時) (携帯から) (レス) id: 2d161f5dfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレグロ | 作成日時：2013年4月27日 23時
