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「…A」


太宰に名前を呼ばれる。



相当驚いているのだろう。


「久しぶり」



「路地裏での再会以来じゃない?」


私はそういった。



太宰は



「何故君が探偵社に?」



そう聞いてきた。まぁそう効かれるのは分かっていた。




「記憶を戻すまでここにいることにする」



「記憶がないと仕事をするに当たって不便なことが多いもので」



そう答えた。間違いではない。



「…ようこそ探偵社へ」



太宰はそういった。



「…お前 太宰と知り合いなのか?」



国木田さんがそう聞いてきた。



「えぇ 幼馴染みたいなものです」



私はそういった。




「昔、同じところに住んでましたから」



「は?」

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作者名:零華 普 | 作成日時:2022年9月12日 9時

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