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「A…誤解を招いてるよ」
太宰がそういった。
「普段の貴方もそうでしょう?」
私はそう返した。
「…」
太宰は黙った。そりゃ言い返せないでしょ。
「どういうことだ太宰!」
国木田さんがそういった。
「なんて言おうか…」
太宰は少し困っていた。
「家が同じだっただけで何でも無い?」
私はそう答えたが、
「余計に誤解が生まれる気がするのだけれど」
太宰に突っ込まれた。
「太宰ィィ!!」
国木田さんが烈火の如く怒り出した。
「いつもこんな感じなの?探偵社」
思わずそう言ってしまうほどの状況。
そのおかげで私と太宰の関係の話は有耶無耶になった。
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作者名:零華 普 | 作成日時:2022年9月12日 9時