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2（太宰side） ページ2
4年前＿＿＿
君は何処へ行ってしまったのだろうか。
どうすれば君を止めることができたのだろうか。
もしあの時君を止めていたら君は幸せだったのだろうか。
僕には何も出来なかったんだ。
織田作も居なくなってしまって。
君が何処に居るのか。
僕はどうすればよかったのか。
分からない。
わからなくてずっと悩んだ。
君が居なくなったって聞いて僕はすごく焦った。
探しても見つからなくて。
ポートマフィアが総出で探してようやく見つけたとか。
その時聞いてしまった。
君が記憶喪失になったことを。
今回急に外に出たのは家に帰ろうとしたからだって。
色々な思いが僕の中を駆け巡った。
けれど、織田作の遺言を思い出してポートマフィアを抜けることを決意した。
そして、君を探偵社に引き入れると決めた。
君にも光の道を歩んでほしいから。
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作者名：零華 普 | 作成日時：2022年9月12日 9時
