Episode.422 ページ36
「かえるーーッ！！」
「何で！？ここまで来て！」
「何で帰るんだ！？麦わらァ！！」
「違う！線路の上に！
『あの……って、まさかウォーターセブンに着く前に見かけたやつか！？』
何でここに居るんだ！？と、言うか……記憶が確かならアイツは海列車に毎回力比べをしてるんだよな
……これも、便宜上は海列車だよな
あ、凄く嫌な予感がする。でも毎回アイツは吹っ飛ばされてるらしいし、今回もそうだとは思うけれど……ぶつかる衝撃で何かしら変な事が起こらないといいが……
「ゲロォオオオ！！」
うわ、と思った時はもう遅かった。ドカァァン！と音がすると同時に船体が激しく揺れる
どうやら今のはあのカエルの仕業らしい、脱線したんじゃないかコレ……！？
「おい一体どうなったんだよこの「海列車」は！」
「線路から随分外れたんじゃねェかい！？」
『やっぱり……？』
どうやらフランキー一家のくっ付いてたあの部分とはぐれたようだ。誰かが海に落っこちたりなんて事は無かったからまだマシか……
にしても、毎回吹っ飛ばされてたんじゃなかったのか？この海列車結構なスピード出てるはずなのに
「ココロばーさん、エニエス・ロビーへは辿り着けるんだろうな！？」
「うるっへーな、今頑張ってんらが……どうにも妙な海流から抜け出せねーんら」
「ココロさん島の方角分かるの！？」
「あァ一応駅のある島の¨
「じゃ平気！私が海を見るから操縦お願い！」
「ん？おめェ……」
「私、¨航海士¨！」
脱線したと知った時は焦ったが何とか線路に戻れそうだ、時間はロスしちまったけど……
こっからじゃ見えないし聞こえないけど、ココロさんが今あのカエルと話してるらしい……？カエルと意思疎通なんて出来んのか……
数人がココロさんはカエルだったのか、みたいな事言ってるけど後でぶっ飛ばされるぞ
「ココロさん、8時の方角にいい潮流見つけた！」
「よーし一気に行くよ！」
「おい！ねーちゃんねーちゃん！島に到着する前にキングブルとウチの一家を拾ってくれ！絶対役に立つからよ！」
「分かった！」
「さァだいぶロスしちまった、取り戻すよ！」
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鶯(プロフ) - れたすさん» コメントありがとうございます！有難いお言葉です…書き手冥利に付きます！夢主があの世界で浮かないよう試行錯誤しながらお話を書いているので本当に嬉しいです！まだ明かされていないお話も追々書いていきたいので良ければ読んで頂けると嬉しいです…！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんで今まで読んでなかったのか分からないくらい面白かったです！！原作にすごく忠実なのに夢主が浮いてなくて読みやすいし、まだ明らかになってない設定とかあるのかなーってわくわくしてます！ (2022年6月10日 21時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - アイズさん» コメントありがとうございます！だいぶ長いお話ですが一気に読んで頂けるとは…！有難い限りです！更新も出来るだけ早め早めに出来るよう努力していきたいです、ご期待に応えられるよう頑張ります！ (2022年5月11日 11時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 一気に読んでしまいました！一からだと懐かしい話ばかりで更新楽しみにしてます！ (2022年5月11日 10時) (レス) id: 3dc7d1a49b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2022年3月23日 16時
