Episode.398 ページ12
「────この一件は世界的機密事項、お前達ごときが手を触れていいヤマではない！」
「ルッチ、発火装置も作動の時間よ。私達も急がなくては……」
「あァ、だが折角だ。最後に……面白いものを見せようか……」
メキメキ、と普通人体から発せられることが有り得ないような、そんな音がした。
すぐに悪魔の実だと分かった、けれどチョッパーと似た様なものではない。規模が違いすぎる
何だ、あれ……！
「火が回り始めた様だな」
「¨悪魔の実¨……！」
「何の実だ！？」
「¨ネコネコの実¨……モデル¨
体型が倍以上になっている、豹に変化するだけじゃなくて自身の体格もあんな変わるもんなのか……！？
「……！ヤバイ……「肉食」の
「¨
鍛えれば鍛える程に¨力¨は増幅する、迫撃において¨
全身から血の気が引くのを感じた
勝ち目が見えないのと、最悪ここで殺されると言う最悪の結末を思い浮かべてしまったからだ
逃げられるか？今から……！
「ルッチ、職人達が上がってくるわ！」
「……なァに、来れやしない……「嵐脚」」
ピキッ、と壁に亀裂が走る。今の足技一つでこの部屋の壁全体にヒビが入ったって言うのか！？
ゾロの「壁から離れろ！」と言う声で慌てて倒壊し始めた壁から距離を取ろうとしたものの、石造りの壁が崩れてナミに当たりそうになる
間に合うか！？間に合え……ッ！
『ナミ！！』
「A！？アンタ何やって……」
咄嗟にナミを抱き抱えて降り注ぐ石の塊から守ろうとした、ガンゴンと細かい石礫が身体に当たったがそれ以上に大きな衝撃が背中に走る
勢い良く吹っ飛ばされて漸く状況を理解した、今の、チョッパーが……！
「チョッパー！」
『瓦礫の下に……！早く退かさねェと……！』
守ろうとしたのに、守ってもらって
俺、から回ってばっかで
ああクソ、心底嫌になる……！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1027人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鶯(プロフ) - れたすさん» コメントありがとうございます！有難いお言葉です…書き手冥利に付きます！夢主があの世界で浮かないよう試行錯誤しながらお話を書いているので本当に嬉しいです！まだ明かされていないお話も追々書いていきたいので良ければ読んで頂けると嬉しいです…！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんで今まで読んでなかったのか分からないくらい面白かったです！！原作にすごく忠実なのに夢主が浮いてなくて読みやすいし、まだ明らかになってない設定とかあるのかなーってわくわくしてます！ (2022年6月10日 21時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - アイズさん» コメントありがとうございます！だいぶ長いお話ですが一気に読んで頂けるとは…！有難い限りです！更新も出来るだけ早め早めに出来るよう努力していきたいです、ご期待に応えられるよう頑張ります！ (2022年5月11日 11時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 一気に読んでしまいました！一からだと懐かしい話ばかりで更新楽しみにしてます！ (2022年5月11日 10時) (レス) id: 3dc7d1a49b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鶯 | 作成日時：2022年3月23日 16時
