【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。

丗捌話 ページ39

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『あ、先輩お疲れ様です』

「ほんとだよ……お前は先輩を少しは敬え、そして……」

『もうグチグチうるさいですね。そんなんだから誰からも相手にされないんですよ』






よし、これで隊服の修理ができる


遠い所で蹲り悲しみに堪えているのは気にしない







『うわぁこれは中々ですね……』

『こっちの隊服は1から縫い直すのがいちばんですかね』

『うぅ……この人最近新調したばっかりなのにもう返り血が……これじゃあ中々とれないよ……』

『皆さん、こっち側の気持ちをわかって下さってるのでしょうか……？』







隊服の修理は大体蝶屋敷経由で届くことが多い


なぜなら、この隊服は特別な繊維で出来た布で作っているのでそこまで傷つくことは無い


大抵は藤の花の家の方々にお任せしている


ここに届くという事は大怪我をしてしまい


隊服もボロボロに……という事なので蝶屋敷から届くのである


まあ他の例としては成長期、またはもう少し予備が欲しいなどで新しく新調して欲しいというぐらいだろうか






『ちょっと先輩、手伝って下さい。この量は私一人じゃ手に負えませんって』

「はいはい」







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『お、終わった……』

「よーし成海、これ届けるの頼んでいいか？」

『……』

「布は俺が取りに行ったんだから」

『……分かりました』






嫌ではないんだけども疲れた……

でも今日中に届けた方が隊士の皆さんもすぐに動けるし……







『……行ってきます』

「そんな渋るなよ……気をつけてな」









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