【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。

丗伍話 ページ36

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そしてまた十日程が経った







『……うん。じゃあこれ、やってみよう』

「はい……」







一番大きくて硬い瓢箪







『大丈夫。今の君ならできる』

「はい！」






そう声を掛けると決心したのか
大きく息を吸う炭治郎






「頑張れ！頑張れ！頑張れ！！」

『いけ！！』







そして


バンッ！！と大きな音がして目の前の炭治郎くんを見ると







『「割れたー！！」』







それから炭治郎くんは見事カナヲちゃんに勝っていき


どんどん強くなっていく一方で







『……それで君たちはどうするの？』

「ヴッ……」

『今からなら全然追いつくと思うけど』

「「ヴッ」」







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『じゃあ最初は全集中・常中からね。じゃあ習得済みの炭治郎くんから教えて貰って。私も助言はするから』







じゃあ後はよろしくねと言うと


任せてください！


と頼もしい返事が帰ってきたので任せようと思っていたのだが……


ちょっと語彙力が足りないようだ


助けに入った方がいいだろうかと悩んでいたら







「炭治郎君が会得したのは全集中・常中という技です。全集中の呼吸を四六時中やり続けることにより基礎体力が飛躍的に上がります」

『しのぶさん！？』






いつの間に……






「Aさん、お疲れ様です。と、話は戻って……これはまあ基本の技というか初歩的な技術なのでできて当然ですけれども。会得するには相当な努力が必要ですよね」







そう言ってしのぶさんは伊之助くんの方に行き


満面の笑みで







「まあ、できて当然ですけれども。仕方ないですでにないなら。しょうがない、しょうがない」







煽り始めた







「はあ"ーーん！？できてやるっつーの当然に！！舐めんじゃねぇよ！乳もぎ取るぞコラ！！」

『ちょっと失礼ですよ！！』






でもそんな伊之助くんには目もくれずしのぶさんは







「頑張ってください善逸君！一番応援してますよ」







善逸くんの手を握り、色んな隊士に使っている言葉を善逸くんに使った







「ハイッ」






まぁやる気が出たならいっか






……この二人にはしのぶさんはがこの応援を誰にでもやっていることは秘密にしておこう








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