検索窓
今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:271,700 hit

廿陸話 ページ27











「こちらです」

『お邪魔します……あ、なほちゃんきよちゃんすみちゃん!カナヲちゃんも!総動員でやるんだね』







中に入るとしのぶさん以外総動員というなかなかの体制で炭治郎くん達を待っているようだった







「Aさん、お久しぶりです!」

「しのぶ様からのお申し付けなので!」

「今日はどうしてこちらに?」







可愛い三人娘からの問いかけに







「久しぶり!アオイちゃんのお誘いに乗って訓練を見にね」







そんなこんなでわいわいと話していると訓練場の扉が弱々しく開いた





ていうか顔暗!







「Aさん!どうしてここに……」

『それは訓練の後だよ〜っていうか善逸くんは今日から参加なんでしょ?なんでそんなに暗い顔してんの』

「うぅ〜だって炭治郎と伊之助が……」

「善逸さんは今日から訓練参加ですのでご説明させていただきますね。



まずあちら、寝たきりで硬くなった体をあの子たちがほぐします。



それから反射訓練。湯飲みの中には薬湯が入っています。お互いに薬湯をかけ合うのですが、湯飲みを持ち上げる前に相手から湯飲みを押さえられた場合は湯飲みを動かせません。



最後は全身訓練です。端的に言えば鬼ごっこですね。私アオイとあちらのカナヲがお相手です」







この説明の最中も炭治郎くんと伊之助くんは落ち込んでいるように見えた


よっぽど今までの訓練が堪えたのであろう


そんな中善逸くんは何故か神妙な面持ちで







「すみませんちょっといいですか?」

「?何かわからないことでも?」

「いやちょっと。来い二人共。」

「?」

「行かねーヨ」

「いいから来いって言ってんだろうがァァァ!!」







えっなになに







「来いコラァ!!クソ共が!!ゴミ共が!!」






そう言って善逸くんは二人の首根っこを掴んで訓練場の外に行ってしまった









廿漆話→←廿伍話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (129 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
312人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 縫製係 ,   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Rail(プロフ) - 蓮莉☆〜(ゝ。∂)さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです!!これからもよろしくお願いします(o_ _)o (2020年4月4日 11時) (レス) id: 176522ced7 (このIDを非表示/違反報告)
蓮莉☆〜(ゝ。∂) - 面白くて一気読みしちゃいました( ´ ▽ ` )ノ更新頑張ってください☆ (2020年4月3日 17時) (レス) id: 4e2f990c90 (このIDを非表示/違反報告)
Rail(プロフ) - Regulusさん» コメントありがとうございます!!ほんと亀更新の作者ですが、これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!! (2020年4月2日 14時) (レス) id: 176522ced7 (このIDを非表示/違反報告)
Regulus(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!更新頑張ってください(*≧∀≦*) (2020年4月1日 21時) (レス) id: 9c91fd3a1d (このIDを非表示/違反報告)
Rail(プロフ) - 麻美さん» ご指摘ありがとうございます!完全な編集ミスです。柱ではなく、隠ですね、、、訂正しておきます。 (2020年3月21日 15時) (レス) id: 94227c1ed7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rail | 作成日時:2020年1月11日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。