廿壱話 ページ22
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『ただいま戻りました』
「おぉ、お疲れ様。にしても今回の任務で隊服の修理の依頼がすごくてな」
『……これは、なかなかの量ですね』
「なんにも、隊員同士の切り合いとかで隊服がズタボロになったんだと」
採寸しなきゃいけないのもあるしなあ
と、めんどくさそうに話す前田先輩
『じゃあとりあえず作れるものから作っていきましょう。寸法が合わなければその隊服を取っておいて他の隊員に回せばいいんです』
「そうだな。そうするかー」
とりあえず、私が型紙兼縫製
前田先輩にはひたすら縫製をしてもらった
『この隊服は……蝶屋敷ですね。私のもってきます』
「おぉ。よろしく」
なんとかやり終えて
あとは実際に着てもらうだけとなった
蝶屋敷と言えば、あの三人組は元気かなぁ
『ごめんくださいませ』
「あら、Aさん。どうなさったのですか?」
『しのぶさん!負傷した隊士の方に隊服を届けに来たんです』
「そうだったんですね。今うちで休養している隊士の方のお部屋はこちらです」
『ありがとうございます』
しのぶさんに案内してもらい、休養している隊士達に隊服を届けていく
『……よしっ、あとは……』
この部屋かな
『すみません。隊服を届けに参りました……ってあなた達だったのですね』
「あっ!あの時の!!」
「あぁぁぁぁあ!!今度こそ名前を……!」
『名前を教えるのは後です。今は隊服を届けに来ました。少し来てみてください……そちらの猪頭の方も……』
私は後ろを向いておきますので、と声をかけ、後ろをむく
「うわぁ!すごい!ぴったりだ!!」
「流石おねぇさん!俺の事わかってる!!てことで、結婚……」
『そうですか。結婚は遠慮しておきますね』
「バッサリと!!!!」
『うん、三人とも大丈夫そうですね。ではその隊服をそのままあなた達に支給します。では、私はこれで……』
「あの!!名前……」
『そうでしたね。私の名前は成海A。鬼殺隊で縫製係やってます。』
それではといい、その場を離れた私
後ろの方ではもう少し話を……という声も聞こえたが、これからも届けに行かなくてはならない
……でも禰豆子ちゃんの事も気になるし、また行ってみようかな
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Rail(プロフ) - 蓮莉☆〜(ゝ。∂)さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです!!これからもよろしくお願いします(o_ _)o (2020年4月4日 11時) (レス) id: 176522ced7 (このIDを非表示/違反報告)
蓮莉☆〜(ゝ。∂) - 面白くて一気読みしちゃいました( ´ ▽ ` )ノ更新頑張ってください☆ (2020年4月3日 17時) (レス) id: 4e2f990c90 (このIDを非表示/違反報告)
Rail(プロフ) - Regulusさん» コメントありがとうございます!!ほんと亀更新の作者ですが、これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!! (2020年4月2日 14時) (レス) id: 176522ced7 (このIDを非表示/違反報告)
Regulus(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!更新頑張ってください(*≧∀≦*) (2020年4月1日 21時) (レス) id: 9c91fd3a1d (このIDを非表示/違反報告)
Rail(プロフ) - 麻美さん» ご指摘ありがとうございます!完全な編集ミスです。柱ではなく、隠ですね、、、訂正しておきます。 (2020年3月21日 15時) (レス) id: 94227c1ed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rail | 作成日時:2020年1月11日 23時