その36 ページ37
小夜「(僕は、嫉妬深いのかもしれない……)」
審神者の初期鍛刀、小夜左文字。彼は最近、審神者が他の刀剣達と馴れ合うところを見ると心がもやもやするようになった。
復讐心とはまた別に、嫉妬という感情を覚えたのだ。
小夜「(皆……主のことが大好きだ。それは、よくわかってる。……けど)」
A『小夜ちゃん……』
小夜「！………どうしたの、主」
A『おトイレについた……』
いつの間にか厠にたどり着いたようで、小夜は審神者とともに厠に入ろうとしたが、審神者は歩みを止める。
小夜「主？どうしたの。中に入ろう？……」
A『……一人でする。』
小夜はそれを聞いて一気に不安になった。今までは小夜が審神者と一緒に厠に入り、トイレを手伝っていたからだ。
小夜「だ、大丈夫？出る？(汗」
A『でるから、終わるまで待ってて…。』
小夜「主……(嬉し涙」
小夜は審神者が少し成長したなぁと実感に浸りながらも嬉し涙を小さく流した。それをきっかけに小夜の嫉妬心は和らいだそうだ。
小夜「主、お手手拭いた？…」
A『うん……』
再び、仲睦まじく手を繋いで広間に戻ろうとすると、鯰尾と骨喰と鉢合わせた。
骨喰「主……」
鯰尾「主さん！やっぱり……、小夜と厠に行ってたんですね。」
A『ばみ……、ずお…』
小夜「……主、僕は先に戻ってるから。二振りとお話しするんだよ？」
小夜は二振りのことを考えて、席を外すことにした。小夜は審神者を軽くハグしてから広間に戻った。
骨喰「主、少し……座ろう。」
鯰尾「あ、そうだ！中庭の長椅子に座って話そうよ。ついでにさ、陸奥守さん達が用意してくれた桜でも見ましょうよ！」
鯰尾の提案により、中庭へ移動した。夜風になびく桜達。そして、夏が近いのか、遠くから蛙やコオロギの鳴き声が聞こえる。
A『いい匂い……』
それは桜の匂いではなく、夜風の、夏の匂いのことかもしれない。言い切れないが、陸奥守と小夜に育てられたため、可能性はあるかもしれない。
鯰尾「綺麗ですね」
骨喰「……昔の本丸とは、かなり変わった。」
鯰尾「これも、主さんのおかげですね♪」
鯰尾は審神者に擦り寄る。骨喰はブラックだったときからこの本丸にいたが、そのときと比べてだいぶ変わった。
骨喰「……主は、皆のためによく、頑張っていると思う」
A『……ばみも、よく頑張ってる』
骨喰「……だが、次は」
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華音(プロフ) - おはようございます（＾ν＾）初めましてm(_ _)m刀剣乱舞大好きで1stシリーズから全て読ませて頂きました☆ヒロインが可愛くて癒されました♪ただ、全体的に所々てまはありますが誤字脱字が御座いましたので^^;御報告致しますね。次のお話も楽しみにしております(*^^*) (2020年10月1日 8時) (
レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続きが楽しみです！ (2020年3月12日 13時) (レス) id: b894c1a537 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - うわぁ武田尾最低！Σ(￣□￣;) (2019年12月27日 19時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
咲音 - こんにちは、１シリーズから全部を読みました！幼女ちゃんがすっごく可愛くて、その作品が大好きです！いっぱい更新、頑張って書いて下さい！ずっと待って応援します！(*´▽｀*) (2019年8月15日 8時) (レス) id: 0adfd28de5 (このIDを非表示/違反報告)
gaby(プロフ) - 編集下手くそマンさん» そうだったのですね…ごめんなさい、Twitterでもフォローされているようなので、もしかしたらと思って…。意見しておきながらなんですが必ずしも直される必要はないと思います…！大変失礼致しました。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: d8a5fccbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2019年2月22日 21時
