その11 ページ12
春「あははっ！その立ち向かってくる勇気と絆は認めてあげてもいいわ。だけど……本当にあなたたちの絆はかた〜い物なのかしら？」
小夜「……何を言って」
春の背後から黒くて禍々しい霊力が溢れてきた。それは、審神者達があの本丸にきたときの重い空気に似ていた。
春「ふふっ、もう少しおしゃべりをしたかったけど、そろそろお別れよ。安心して…死ね。」
春の手から背後から出てきた黒い霊力が審神者達に向かってくる。刀剣達と審神者はその霊力に飲み込まれてしまった。
A『！』
陸奥「主！！」
陸奥守は審神者の手を掴んだ、が…霊力の激しい力の渦に引きずり込まれ、陸奥守の掴んでいた小さな手はつるんとすべり審神者と刀剣達は離れ離れになった。
陸奥「主ーーー！！！」
やがて、渦は刀剣達と審神者を飲み込むとスッと消えてしまった。見習いはその様をみてただ笑っていた。
こん「はうわっ！？」
長谷「どうした、こんのすけ！」
こんのすけがきゅうに叫ぶので一時進軍を停止した長谷部達。こんのすけはサイドモニターをチェックする。
こん「なななな、なんと！審神者様達の反応が消えてしまいました！！(滝汗」
長谷「何！？」
薬研「どういうことだ！？」
こん「消えた場所は…審神者部屋。」
鶴丸「見習いの仕業か？」
こん「恐らく…」
こんのすけと長谷部達は考える。このまま自分たちも審神者部屋へ進軍するべきかどうかを。
こん「…私に、考えがございます！」
同刻、陸奥守は一人、見知らぬ場所にいた。目を覚ました陸奥守は外傷はない。陸奥守はあたりを見回すとそこは見知らぬといっとも全く知らないという分けでもない場所にいた。
陸奥「ここは…主の屋敷じゃ。」
陸奥守は焼けたはずの元審神者の屋敷にいた。陸奥守はこれは確かにあの時の屋敷だが、酷く違和感があるため、見習いが作った空想世界だと気付いた。
陸奥「みんなを探さにゃあ…」
陸奥守はふらついた足取りで屋敷を出る。しかし、何かを忘れているような気がした。
陸奥「新撰組と…小夜、にっかり………後は…なんじゃ？わしは……何を忘れちょる…」
陸奥守が屋敷を出ると屋敷の近くをうろうろしていた小さな少女がいた。
少女『ここはどこだろう…』
陸奥「(子供か、わしは子供の扱いは知らん。だから、大人しくそこで待っちょれ。そうすれば、誰かが迎えにくるき。)」
陸奥守は少女に目もくれず、歩みを進めた。しかし、あの少女を見ると何やら胸がモヤモヤした。
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華音(プロフ) - おはようございます（＾ν＾）初めましてm(_ _)m刀剣乱舞大好きで1stシリーズから全て読ませて頂きました☆ヒロインが可愛くて癒されました♪ただ、全体的に所々てまはありますが誤字脱字が御座いましたので^^;御報告致しますね。次のお話も楽しみにしております(*^^*) (2020年10月1日 8時) (
レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続きが楽しみです！ (2020年3月12日 13時) (レス) id: b894c1a537 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - うわぁ武田尾最低！Σ(￣□￣;) (2019年12月27日 19時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
咲音 - こんにちは、１シリーズから全部を読みました！幼女ちゃんがすっごく可愛くて、その作品が大好きです！いっぱい更新、頑張って書いて下さい！ずっと待って応援します！(*´▽｀*) (2019年8月15日 8時) (レス) id: 0adfd28de5 (このIDを非表示/違反報告)
gaby(プロフ) - 編集下手くそマンさん» そうだったのですね…ごめんなさい、Twitterでもフォローされているようなので、もしかしたらと思って…。意見しておきながらなんですが必ずしも直される必要はないと思います…！大変失礼致しました。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: d8a5fccbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2019年2月22日 21時
