その21 ページ22
こ「主様！鍛刀しましょう！！」
朝からこんこん鳴くこんのすけに宗三が怒りの鉄槌を下した。宗三曰く、「うるさいです。」と。こんのすけはたんこぶを作ったまま、本日の近侍、膝丸と審神者とともに鍛刀部屋に案内した。
こ「こちらが鍛刀部屋でございます。主様のご家庭にある鍛刀部屋とは違いますがやり方は一緒です。覚えておりますか？」
A『うん。妖精さんにお願いすればいいんだよね？………』
こ「そうでございます。さ、依頼札をそちらの妖精に渡して使用する素材の量を決めてください。」
審神者はこんのすけに言われた通りに妖精に依頼札を渡す。
膝丸「主、陸奥守が素材の量によって刀剣の種類が違ってくると言っていたぞ。」
A『じゃぁ……。』
審神者は素材を少なめに使用し、鍛刀した。
こ「ほほー。これは脇差のようです。今回は特別です、このお手伝い札をお使いください。」
膝丸「この札はなんだ？」
膝丸がお手伝い札をこんのすけから受け取ると不思議そうに札を見てから、審神者に持たせる。
こ「そちらを使えば鍛刀する時間などあっという間です！五時間や四時間のときに使うとよろしいのですが、今回は特別ということでお使いください。」
審神者がお手伝い札を使うと、桜が舞い、光の中から一振りの脇差が現れた。
青江「僕はにっかり青江。……君も思うだろ？にっかりというおかしな名前に、本当の意味を聞いても君は笑っていられるかな？」
こ「主様！にっかり青江ですぞ！」
膝丸「こいつは確か、まだこの本丸に来ていなかった刀剣だな。」
にっかり青江は小さな審神者をみて、にっこりと笑う。
青江「君が新しい主かな？……温かいね、霊力のことだよ？」
青江のおかしな発言にこんのすけと膝丸は引いた。膝丸は危険を察知して審神者を青江から遠ざけた。
A『……膝丸？』
膝丸「主！！あいつは危険だ！今すぐ刀解しよう！！今すぐ！！(汗」
青江「なにかお気に召さないことをしたかな？」
膝丸「したに決まってるだろ！！なんだそのおかしな発言は！！(汗」
青江「おかしな発言？？これが僕なんだけど……そうだ、僕の金の玉を上げようか？(※刀装のことです。)」
膝丸「主いぃぃい！！！！！」
新たに仲間に加わったにっかり青江。彼の発言にはおかしな点が幾つもあるが、宗三と同じく、審神者の教育係になったが、宗三曰く「主の教育に悪いです。」だそうだ。
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七夏(プロフ) - 私の初期刀と初期鍛刀がカッコいい (2021年1月16日 0時) (
レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
黒澤 - 失礼します9話の中で、いつのまにとありますが間と言う字が門構えに日ではなく門構えに月になってますよ (2018年11月20日 0時) (レス) id: fbcd9c1eff (このIDを非表示/違反報告)
匡(プロフ) - その35の「一期を審神者に」ではなく「一期に審神者を」の間違いではないでしょうか？ (2018年9月28日 12時) (レス) id: 883bce3052 (このIDを非表示/違反報告)
劇団ドレミ座(プロフ) - 失礼します。第9話にて誤字があるかと。「前歩多難」ではなく「前途多難」ではないでしょうか？ 更新頑張ってください！ (2018年9月28日 12時) (レス) id: 172237b647 (このIDを非表示/違反報告)
SnowWhite(プロフ) - 面白いです！これからもがんばってください！ (2018年9月28日 2時) (レス) id: a193451525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2018年9月23日 10時
