幼女と親分でいくツイステッドワンダーランド (ページ20)

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触発ランチページ20

グリムを捕まえて、エースには飴ちゃんを。デュースには授業が始まるまで膝の上で抱っこされた。

【食堂にて】

ｸﾞﾘﾑ「グリルに、ジャムパン！！子分！！いっぱい取ってほしいんだぞ！」

ｴｰｽ「だー！声が大きい！」

ﾃﾞｭｰｽ「Aが一人でそんなに持てるわけないだろ。俺が代わりに持とう。」

グリムは昼食の豪華さにルンルンだったのだが、他の生徒にぶつかり、多少の喧嘩はあったものの、なんとかなった。

ｴｰｽ「あそこで食べようぜ。もう腹ペコペコ」

ﾃﾞｭｰｽ「そうだな。ほら、Aこっちに座ろうな。」

Aは陸奥守が作ってくれたお弁当をテーブルに置き、エースの隣に座った。

ｴｰｽ「え？お、お粥？」

ﾃﾞｭｰｽ「え！？A、それで腹いっぱいになるのか？俺のパンかオムレツをやろうか？！」

ｸﾞﾘﾑ「そいつ、あまり食べれない体質だって。使い魔が言ってたんだぞ」

ｴｰｽ「ま、まじ？だからこんなにひょろひょろなわけ！？」

ｸﾞﾘﾑ「子分は特定の物しか食べられなくて、最悪、吐き戻しちまうらしいんだぞ」

Aはうんうんと頷き、エース達は心配な顔で表情が曇るが、黙々とスプーンでお粥を頬張るAをみて、とりあえず安心した。

ｸﾞﾘﾑ「そういえば、エース達の寮はみたけど、他の寮はどんなのがあるんだぞ？」

ｹｲﾄ「グレート⋅セブンの石像があったじゃん？それにちなんで、寮は全部で七つあるんだよ」

ｴｰｽ「ん？げ！？あんたは今朝の！」

A『...けーくん』

ｹｲﾄ「やっほー、Aちゃん♪エースちゃん、デュースちゃん、グリムちゃん。」

ﾃﾞｭｰｽ「ちゃん付けはやめてください！先輩」

ｹｲﾄ「まぁまぁ♪それに、今はみんなの優しい先輩のけーくんだから、安心してね♪」

ﾃﾞｭｰｽ「(すごい笑顔だったんだが..)」

？？「ちゃん付けはケイトの愛情表現だからな。」

ｴｰｽ「えぇと、あんたは？」

ﾄﾚｲ「俺はトレイ。ケイトと同じハーツラビュルの寮生、三年生だ。君がケイトが言ってた監督生だな？よろしく」

トレイはAの隣に座り、ケイトはグリムの隣に座る。

ｹｲﾄ「それで？寮の話しだっけ？分かりやすくお兄さん達が教えてあげよう♪」

ﾄﾚｲ「うちの寮はハートの女王の規律に重んじ、厳格なルールを作ることによっておかしな国を収めていた。」

ｹｲﾄ「そのハートの女王の赤をリスペクトして、制服は赤。」

ｸﾞﾘﾑ「ほ～、他にはどんな寮があるんだぞ？」