幼女と親分でいくツイステッドワンダーランド (ページ19)

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学園ライフページ19

ﾃﾞｭｰｽ「どちらしろ、正面突破は無理だ..。はっ！！まずい、そろそろ授業が始まる！」

ｴｰｽ「うわ、やば！早くいかねーと、でもさ。グリム達のクラスはどこ？」

ｸﾞﾘﾑ「たしか、1年A組って言われたんだぞ！！」

ﾃﾞｭｰｽ「なら、同じクラスだな。一緒にいこう。一時間目は魔法薬学だ。」

結局、エースはタルトを返さない限りは魔法がつかないが、大丈夫なのだろうか？デュースに抱っこされて少し心配するAだった。

【一時限目魔法薬学。実験室にて】

ｸﾙｰｳｪﾙ「お前たちが俺の生徒であり、俺がお前達の担任のクルーウェルだ。これから、お前達を指導してやるから、覚悟しておけ。仔犬ども」

ｴｰｽ「俺、テストの暗記系苦手なんだよなぁ..」

ｸﾞﾘﾑ「俺様、薬品で鼻が曲がりそうなんだぞ...」

A『..子供用の釜..』

【二時限目魔法史。教室にて】

ﾄﾚｲﾝ「私は魔法史を担当する。トレインだ。こちらは使い魔のルチウスだ。君たちにはこの魔法の歴史を学んで貰う。...居眠りは許さん」

ﾙﾁｳｽ「にゃあお～」

ｴｰｽ「ふぁああ...ねみぃ」

ﾃﾞｭｰｽ「なるほど、魔法にも歴史があるのか」

A『..(全部ひらがな..)』

【三時限目体力育成。運動場にて】

ﾊﾞﾙｶﾞｽ「俺はバルガス！お前らのもやしどもの体力育成を担当することになった。魔法士は体力な必要だ！まずは、ランニングからだ！」

ｴｰｽ「運動は好きだけど、あの先生、ちょー苦手～」

ﾃﾞｭｰｽ「体力には自信がある！」

ｸﾞﾘﾑ「ぐるぐる回るなんて、俺様はハムスターじゃねえんだぞ..」

A『きんにく..』

【そして、廊下にて】

ﾃﾞｭｰｽ「えぇと、次の授業は..」

ｴｰｽ「魔法学校って行っても、普通だな。魔法が使えなくてもなんとかなるんじゃね？な、グリム？あれ？グリム？」

A『..いない。』

ﾃﾞｭｰｽ「A！リードを離しちゃったのか！？」

ｴｰｽ「リードって、グリムはペットかよ？！」

グリムをリードにつないでたわけじゃない。が、尻尾は持ってた。

ﾃﾞｭｰｽ「あ、みろ！グリムだ！！」

ｸﾞﾘﾑ「俺様は天才だから、授業なんか受けなくてもいいんだぞー！！」

A『え』

ｴｰｽ「しょーがない、手伝ってやるか。代わりにさっき、ケイト先輩からもらってたおやつちょーだいよ♪」

ﾃﾞｭｰｽ「じゃあ、俺は膝の上で抱っこだ。」

A『いいよ..』

金をせびられると思ったが、案外軽い条件ですんだAだった。