幼女と親分でいくツイステッドワンダーランド (ページ17)

今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:75,871 hit

庭園スカーレットページ17

【ハーツラビュル寮にて】

ハーツラビュル寮。ハートの女王の法律に基づき、秩序を乱すもの、法律を破ったものは首をはねられてしまう。寮の中は赤い色が多めの寮。庭がとても広い。

ｸﾞﾘﾑ「ふな～！俺たちの寮とは違って広いんだぞー」

A『まだ、オンボロ寮は改良中だから..』

ﾃﾞｭｰｽ「一時限目までは時間がある。リドル寮長のところに行って早く謝ってこいよ」

ｴｰｽ「わかったてるっつーの！」

エース達は、寮の庭にたどりつくと、寮生達がバラをペンキで塗っていた。その中にエース達が知る人がいた。

？？「早く塗らないと首をはねられちゃうぞーっと♪」

ﾃﾞｭｰｽ「あの、」

ｹｲﾄ「お、デュースちゃん！とそこのおちびちゃんは、噂の監督生ちゃんだね？始めまして、俺はケイト♪気軽にけーくんって呼んでいいよ♪」

A『どうも...』

ケイトとAは軽く握手を交わした後、「手ちっちゃい！かわいいねー！」と手をぷにぷにしてた。くすぐったい。

ﾃﾞｭｰｽ「あの、ケイト先輩。リドル寮長はどこに？」

ｹｲﾄ「あー、リドルくんは今。朝からある寮長会議に出てるから今は留守だよ」

ｴｰｽ「今いないのかぁ..」

ｹｲﾄ「ぷっwそういえば君達、リドルくんのタルトを盗み食いして、学園のシャンデリアを破壊して退学しそうになったんでしょ？ww」

ｴｰｽ「なんっっも、言い返せねぇ...てか、そんなに噂広がってんの？もう、墓までそれ持って行かなきゃなんないわけ？...」

デュースは庭がいつもより飾り付けられていたので、エースが食べたタルトはやはり、寮長の誕生日用だと思った。

ﾃﾞｭｰｽ「明後日、リドル寮長の誕生日なんですね。こんなに飾り付けして」

ｹｲﾄ「明後日は誰の誕生日でもないよ」

ｴｰｽ「え！？じゃあ、なんでこんなに」

ｹｲﾄ「明後日はうちの寮の決まりで『なんでもない日』のパーティーをするんだよ。」

ｸﾞﾘﾑ「でも、なんでバラを赤く塗るんだぞ？」

ｹｲﾄ「これもハートの女王の法律で決まってることなんだよね。『なんでもない日』のときはバラは全部赤くてはならない。ってね？」

ｴｰｽ「へぇ..」

ｹｲﾄ「そうだ！君たちさ、このバラを赤く塗るの手伝ってくんない？デュースちゃんとグリムちゃんは色を帰るコツを教えるからさ？Aちゃんとエースちゃんは、はい♪」

ｴｰｽ「ペンキ？」

ｹｲﾄ「魔法が使えないからペンキで塗ってね♪さ、始めるよー。急がないと首をはねられちゃうぞー♪」