幼女と親分でいくツイステッドワンダーランド (ページ12)

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終曲ウェルカムワンダーランドページ12

学園長「そして、監督生であるAさんにこれを授けましょう。」

A『...カメラ？』

学園長「ただのカメラではありません！それはゴーストカメラと言って、魂の一部を写し出したり、被写体と写したものとの絆が高ければ動画のように動き出すんです！」

A『ふーん...』

Aがカメラを覗き込んで見たりしてみるが、普通のカメラと変わらない気がする。

学園長「これで学園生活を記録し、報告書代わりに私に見せるように♪」

A『書類がわり...』

ｴｰｽ「よくそんな言葉知ってるな、監督生..。本当に五才児？」

学園長「兎に角、詳しいことは明日話します。今日はもう、寮に戻りゆっくりお休みなさい。」

学園長から解放され、エースとデュースはAとグリムをオンボロ寮の入り口まで送る。
もちろん、抱っこして。

ｴｰｽ「それじゃ、また明日な。監督生ー」

ﾃﾞｭｰｽ「お休み、また明日」

二人にバイバイをしたA。グリムとオンボロ寮に入り、なるべく清潔なベッドを見つけて二人で眠りについた。

本丸から離れて二日立つ。幸いにも一人じゃなかったことはありがたい。明日から学生としてグリムと学園生活を送ることになったが、自分についていけるかもわからないし、これからいろんな生徒と触れあうとなると、ストレスがたまりそうだった。

この不思議な世界を、学園をどう過ごしていくのか。

そして、Aがもとの世界に帰れるかも最後まで、この物語を見届けるのは_____、

______あなたしかいない。

【Welcone to theVillain'sworld-fin】