く言えずに隠して暗い過去も ページ7
『こっんにっちはー!』
大声で万事屋の玄関で挨拶をした
銀時)あぁ?なんだお前か
『なんだとは失礼ですねー』
新八)あ、どうも。
今更なんですけど、名前聞いてませんでしたよね?
『そうでした!
私は霧雨 Aです!
メガネくんともじゃもじゃとチャイナさんは…?』
銀時)誰がもじゃもじゃだ
俺ァ、坂田銀時。銀ちゃんでも銀さんでもなんでも好きなように呼んでくれ
新八)あ、僕は志村新八です、で、この子が「神楽アル!」
『へぇ…よろしくお願いします!
……じゃなくて!
私、真選組に置いてもらえることになったんです…!
なので。ここで働くというのは…』
銀時)そんなのこっちも頼んじゃいねぇよ
いいんじゃねぇの?
『ありがとうございます!』
新八)少し残念ですけど、またどこかであったら「お話するアル!」神楽ちゃん、僕の言葉を遮らないでくれるかな…
『みんな、本当にありがとう』
お礼を言って外に出た
よし、屯所に帰ろう
その途中で見覚えのある背中を見つけた
『ふふっ、そっうっごー!』
私は抱きついた…………………はずだった
私の目線の先にいた総悟は振り向いて抱きついてくる私を受け止めようと体制を作ったがその腕に私が来ることは無かった
『ぐ、あ、かはっ…!』
苦しい…胸が………痛い。
私は総悟に抱きつけずにその場に倒れてしまった
地面をみると真っ赤に染まっていた
誰の血だ…?
え、私の…?
血相を変えて総悟が駆け寄る
ハハハッ
なんか、
力が……
そこで私の意識は途絶えた
貴方がいなきゃ永遠に暗いまま→←戻らない幸せがあることを最後にあなたが教えてくれた
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作者名:沖田優朱 | 作成日時:2018年9月9日 14時