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素直になれよ ページ31

総悟side

ダメだ。見つからねぇ
どうしたもんか、と俺は頭を抱える

どうせこの雨の中傘もささずにいるんだろう
風邪をひかれては困る
早く見つけないと…

総悟)チッ、どこいやがんでィ


銀時)おい!しっかりしろ!!

(旦那の声?にしてもなに慌てて…)

いつもより焦った旦那の声が聞こえて俺はそっちに走った
そこに見えたのは

総悟)A!!

銀時)あ?沖田クン?

眉間に皺を寄せて困ったようにする旦那に、その腕の中で口から血を吐いて意識を無くしているA

総悟)おい!しっかりしろィ!A!

どうすればいい、?
俺が目を離さなければ
俺があんなことを言わなければ
俺が、もっとちゃんとアイツを見てれば

そんなのことをダラダラと考えている間に旦那は救急車を呼んできたらしい

銀時)今救急車呼んだから、取り敢えず屋根のあるとこに行こう

総悟)そう…ですねィ


丁度近くに眼鏡の姉貴の家があったのは奇跡と言うべきか
そこにAを寝かせてもらった

救急車が来るのを待っている時に旦那と話をした

総悟)なんで旦那がAと?

銀時)たまたまだよ
総一郎くんこそどうしたんだよ
雨ん中誰かさん探し回ってた見てぇだけど

総悟)はぁ、喧嘩…しちまったんでさァ

銀時)喧嘩だぁ?Aが話してたのと少し違ぇな

総悟)ほんとに喧嘩しただけでさァ

銀時)Aは違ぇんだとよ

総悟)…

銀時)なぁ、いい加減素直になったらどうなんだよ
もうただでさえ病気のAが辛そうなとこなんて見たくねぇんだよ

総悟)そりゃあ男前なこって

…………俺にゃあいつを幸せには出来ねぇよ

銀時)でもAにはお前しかいねぇんだよ、沖田クン


俺しかいない…
たしかに、あいつも姉上みたいに俺がいたから他の男作んなかったのかもしれねぇ
あいつには俺が全てだったのかもしれねぇ
けど……

そのとき、救急車が来た

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 米津玄師lemon   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:沖田優朱 | 作成日時:2018年9月9日 14時

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